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2016年1月

2016年1月30日 (土)

ギリシャ旅行(3)_2016/01/01

2016年元旦 この日は、遺跡、博物館などは休業です。
外観を見学するだけの遺跡と土産屋さんメインで出かけます。

 

街のあらゆるところが落書きだらけ。
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ホテルから歩いて数分のところにNATIONAL LIBRARY,アテネ大学,ACADEMY OF ARTS などがあります。みんな19世紀の建築でデンマークの建築家ハンセン兄弟の手によるもの。彫刻、壁画ともに素晴らしく、観光客が集まっています。
Imgp31062 <NATIONAL LIBRARY>
Imgp31202 <ACADEMY OF ARTS>
Imgp31472 <アテネ大学>
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PENTAXのカメラが不調(たぶん設定がまずい)で、撮った写真みんな白トビしてます。冬の1月だというのに光が強くてたいへん。真っ黒に日焼けしそうです。

 

そこからシンタグマへ行く途中に、トロイ遺跡の発見で有名なハインリヒ・シュリーマンの大きな館があります。現在は古銭、メダルの博物館になっているのですが、この日はお休みです。中庭のカフェも有名なんですが、同じく休業です。中を覗き込んでみました。南欧の別荘風の館です。道路側のフェンスにはスフィンクスや、今でいうハーケンクロイツ(左右の扉の模様は左右対称なので、左が卍、右側はハーケンクロイツです)の模様が刻まれています。
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そしてその向こうからはかわいいやつがこちらを見つめていました。
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ちなみにハーケンクロイツはハインリヒ・シュリーマンがトロイの遺跡の中で発見し、それがのちにドイツの民族主義運動のシンボルに採用されたといいます。世界の古代文明においては普通に見られるマークなので、これの使用が禁じられるのはおかしいと思っていますが……

 

 

このあと、観光客向けにアテネを自由に乗り降りして巡回できるバスがあり、それを使うことにしました。同様のバスは3社あって、みんなコースも停留所の位置も一緒です。料金体系だけが違うようです。バスの車体色はそれぞれ赤と黄と青です。
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そして、いずれもオープントップのダブルデッカーバスです。どのバスにも日本語のオーディオガイドが用意されていて、とても便利。
スタート地点は、みんな同じシンタグマの駅前なので、とりあえず行ってみました。手近にあった赤いバス(Hop-on Hop-off)のバス停を見ていると、黄色いバス(Get-on Get-off TOUR)の係員に話しかけられました。赤いバスはその日1日有効なチケットが18ユーロです。ところが黄色いバスは、乗車した日とその翌日まで有効な切符が一人20ユーロだというんです。少しだけ高いけど、明日の切符が無料になるというので、こちらのお兄さんからチケットを買いました。一人2800円ですから、かなり高いけど、日本語のガイド付きなら安いかもしれません。

 

娘がアテネの港街、ピレウスに建つ教会を見たいというので、そちら行きのバスに乗りました。
いや~寒い寒い。2階は吹きっさらしですから。(いやなら暖房のきいた1階席に行けばいいんです。)でも景色は最高。手袋ほしい。耳を覆うキャップもほしい。
娘が自信を持って?降りたバス停は行きたいところの1コ先。間違えてたけど、正しいバス停に歩く道は、きれいな海ときれいな空。素晴らしい景色でした。風はきつくて、いい散歩になりましたよ。
ヨットハーバーのピザ屋さんでスパゲティを食べ、めざす教会へ行きます。

 

アギア・トリアダ教会,シンタグマでみかけた教会と同じ名前だな。
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さすが、わざわざ来るだけのことはあります。中には入れないけど、迫力のたたずまいです。
ここでも、強い日の光に、建物は光っています。

 

シンタグマに戻ってきてから、H&Mで手袋買いました。5ユーロでした。中国製です。明日もふきっさらしのバスに乗るかもしれないから。
H&Mはもうすごい混み方でレジにたどり着くのが一苦労。キャッシャーのお姉さんたちはお客と掛け合い漫才やりながら楽しそうに仕事しています。

 

また、耳がちぎれるような2階バスに乗ってオムニアに戻りました。

 

ホテル近くのパン屋さんでサンドイッチなどを買って帰りました。サンドイッチは大きくて1個でおなかいっぱいです。

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2016年1月22日 (金)

ギリシャ旅行(2)_2015/12/31

ホテルの朝食はL階の上のM階で(^◇^) 品数は少ないけど、並んでいるものはみんなおいしい。毎朝ジュースとヨーグルトは欠かさずにいただきました。ヨーグルトはすこし固いです。
窓の外に見える、夜明けの街の景色も味があってよかった。ちょっと暗いモノクロ写真のような味わい。
暗いうちから連接構造のトロリーバスがいっぱい走ってます。

 

アテネの半日観光案内」は、朝、ホテルのロビーに7時50分集合。
時間になる前に日本人ガイドさんから電話で呼び出しされてしまいました。すぐにロビーに下りたけれど、乗るはずのバスはなかなか来ません。その間、ギリシャについていろいろ教えてもらいました。
50人以上乗れる大型バスに客は十数人だけ。うち日本語ツアーは僕たち2名だけ。例の観光地ストのニュースのせいで、旅行を取りやめた人が多いらしい。僕たちは日本人ガイドさんを独占できることになりました。
昨日はそのガイドさん1人で日本人12人を案内したそう。バスは2台が満員だったらしい。

 

ゼウス神殿、ハドリアヌスの門、第1回近代オリンピックのスタジアムの外観を見ながらアテネ市内を2時間ほど案内された後、アクロポリスの丘を徒歩で案内してもらう…というコースです。

 

アクロポリスの丘の中腹にチケットオフィスがあり、切符を買います。
切符のバーコードをかざすとゲートが開きますが、係員が1人しかいないので、入り口には行列ができています。ヨーロッパ人は行列が嫌いって聞いたけど、どこにいっても行列だ。
見かねた休憩中の係員がもう一つゲートを開けて、元からいる係員と口喧嘩をしながら観光客をさばき始めました。ギリシャ人っていろいろだ。

 

Dsc_18002 <前門に上がる途中、石材がおいてあります。唐草文や十字、卍などいろいろな模様が>

 

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前門から階段を上がり、丘の上へ。
丘の上からは地震雲のような雲が見れたけど、旅行中には地震はなかったな。11月には死者が出るような地震があったけど。
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上がったらすぐパルテノン神殿がそびえています。これは紀元前438年の建物。
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大学時代、もううんじゅう年前だけど、授業でパルテノン神殿の修復状況の映像を見せられたけれど、今だに修復中。建築物には重機や足場がいっぱい取り付いています。ガイドさんによると、40年前の修復工事がひどすぎて、遺跡がぼろぼろになったので、今はその修復中だとのこと。
例によって「大半の彫刻はイギリスに持ち去られたけれど、複製でよければ近くのアクロポリス博物館で見れます」って……。本物は大英博物館で見れますって……

 

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中央の神室に安置されていた全身金と象牙で作られたアテナの巨像は、東ローマ帝国時代にキリスト教徒により持ち出されて行方不明という。ガイドさんはトルコにとられたと言ってました。ずいぶんすごかったんだろうな。見たかった。
今のところパワースポット検出器である僕のカメラは普通に稼働中。

 

エレクティオン神殿 Dsc_18982

 

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女性像の柱のあるカリアティードを見ることができた。これが見たかったんだ。ここにあるのは実は複製なんだけど、それでもいい。ぼくのアテネのイメージはパルテノン神殿とこれなんだから。
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遠くにリカヴィトスの丘が見えている。その横に見えている丘が、大理石の採石場だそう。案外近いんだ。
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アクロポリス見学に向かう前に、1月2日3日のスト中止が決定されたことを伝えられました。よかった(^◇^)。
丘の上は、時々猫が歩いています。

 

ガイドの最後はアクロポリス博物館です。
ここでも入り口で長い行列です。入り口で荷物検査が行われていて、そのせいで列ができていました。たくさんの偶像がここに集中しているので、教義的にこれが許せない宗教の方の、襲撃を恐れているんでしょうね。
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検査を通ると、入場券を買うために列に並びます。
博物館の中には、学校の教科書で見た彫刻や、大学の授業で見せられたスライドの実物が、いっぱい。もう、息をつく暇もないぐらい。ガイドさんも、有名な彫刻を全部説明していたら何日かかるかわからないってことで、どんどん飛ばしていきます。これはもう一度来なければいけません。
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まっさらの石膏像がいっぱいあって、それらは現物が大英博物館にあり、過去に持ち去られたものだということです。実物から型取りをした複製です。だから色は不自然だけど、造形は正確です。
館内は誰でもが知っているような美しい彫刻が、ガラスも何もない、広いフロアのそこここに置かれています。手を伸ばせばみんな触れる位置にあるんです。展示方法からして素晴らしい。

 

アクロポリスの案内のあと、土産物屋さんに連れて行ってもらい、昼食の店も紹介してもらいました。海鮮の店で食べたイカや魚がおいしかった。帰るときには、娘とウェイトレスのお姉さんが、二人で盛り上がって一緒に記念写真を撮っていた。でも、店の名前がわからない。(^◇^)

 

残りの時間は、さらにみやげ物屋さんめぐり。下の街から見たパルテノン
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帰り道。KIOSKで飲み物やお菓子を買い込んでホテルへ帰りました。
あとは、時差ボケのため夕方7時には寝てしまい、夕食抜きに(´・ω・`)
寝ぼけた耳に新年の花火の音が聞こえていました。

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2016年1月16日 (土)

ギリシャ旅行(1)_2015/12/30

2015年12月30日
ギリシャへ出発です。
航空券とホテルのセットで「訳あり商品」として大安売りだったギリシャツアーです。どこが訳ありか知らないけど(´・ω・`) 先日のトルコ旅行も、以前の3分の一ぐらいの値段だったけど、今はさらにその半額以下。もっとか?もう渡航できないかも。海外旅行って、すごいね なにがだ?

カタール航空で羽田深夜0時10分発。ドーハ乗り換えでアテネへ。
アテネ着は翌日午前11時半です。乗り継ぎ時間込みで片道18時間ぐらいかな。大変だな。

機材はボーイング787-8 初めての787です。カタール航空は飛行機界のロールスロイスっていうからひょっとしてすごく乗り心地がいいのかと、期待したけど、全然普通。というか座席が思いっきり狭くて期待外れ。評判はエコノミークラスの話じゃないんだろうなきっと。毎回空港着陸はすごく丁寧だった。
最近何回も味わった、冷蔵庫の中のような冷やされ方はなかったから、少しまし。

となりのお兄さんはすごく体格のいい黒人さんで、寝てる間も元気良くて、またもやちっとも眠れない。肘がガンガンぼくのわきに入ってくるし、ぼくの腕が肘掛けに乗ってると、お兄さんの肘がブンと飛んできて突き落とされる。でも、抗議の気持ちを込めて、肘で突き返すと「あっ、すみません」と小さな声が返ってくる。喧嘩はしたくないけどはっきり主張はするということか?どちらにせよ、ドーハまでの12時間くらいは地獄の苦しみだった。ビジネスクラスに乗りたい(´・ω・`)。
機内の半分ぐらいが日本人です。

飛行コースは、出雲上空で日本を離れ、ソウル、北京の上空からゴビ砂漠を経由してイスラマバードからカブール、オマーン湾、高度を下げながらドバイの上空を通過。ドーハに到着です。空が濁って・いまいち景色は見えません。砂のせいかな。
現地時間午前5時過ぎに到着。ここまでで12時間。

とりあえず、機を降りて乗り換え。乗り換え時間は1時間半あるのだが、早いところ手続きを済まそうと、手荷物チェックの列に並ぶ。長蛇の列ができているけど、新しくきれいなゲートは2つぐらいしか開けていない。結果、なんと1時間以上並ぶこととなった。ゲートでピンポンピンポン言っているけど「いい いい」と通過させられる。ゲートの通過は一瞬。

ゲートを出たとたんに「アテネ行きに乗る人は急いで」と言われ、飛行場の端のバス乗り場まで走らされた。最悪。

この空港はほとんどカタール航空専用のようで、ほかの機体は見なかった。
カタール航空が評判いいって、いったいどこのことよ。
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乗り換え便の機材はA-321 羽田から八丈島へ行くときの機体と同じかな。 横3席+3席 まあ普通だな。
日本人は数人いたかどうか。

アラビア半島からヨルダン、イスラエル上空を通り、地中海から多島海を通ってアテネ着。目の前のディスプレイで航跡入りの地図をずっと見ていたけれど、鋸の歯のようなギザギザの航跡を描いている。実際にはUFOじゃないんだから飛行機がギザギザに空を飛べるわけがない。GPS電波にジャミングがかかってるに違いない。アラビア半島からアテネまでずっとそうだった。約5時間後。午前11時半にアテネに到着した。

空港のカフェで一休み。どんより曇って少し寒い。
スタバのような店で、ミルク(生乳)付きアメリカンコーヒーを注文。おいしかった。ほっと一息。
注文するとき、キャッシャーのおばちゃんは「チップもらっといたわよ」とニコニコしながらレシートをくれた。後ろに並んでいた中年の紳士は「いいご旅行を」と言いながらにっこりしてくれた。クー、飛行機疲れは吹っ飛んだ。これだから旅行はやめられない。

(ここからはメトロ_ライン3に40分ぐらい乗って、シンタグマという駅でメトロ_ライン2に乗り換え、2駅で目的のオムニア駅へ。)
空港に隣接して鉄道駅があり、メトロと国鉄近郊鉄道線の2本の鉄道が出ています。
片方の改札口で白人さんたちが頭を寄せ集めてあーだこーだ言っています。こちらはどうも国鉄線のようで、、こちらに乗るとアテネ駅に行くよう。私たちの乗ろうとしている電車ではありません。
もうひとつの入り口が、めざすメトロのようです。
※こちらの鉄道は切符を改めないので「改札」という言葉は適当ではないですね。単に「入口」という方が適当なんでしょうね。
途中まで高速道路と並行して高速で走り、地下にもぐってからは普通の地下鉄になります。


(すりに財布を返してもらう事件!)乗り換えた電車でスリに遭遇。 ポケットの中に入れていた財布を、いきなり知らないおじさんに手渡してもらいました。意味わかります?一度僕のポケットから財布を盗んで、中身を見たらほしいものが入ってないんで、返してくれたんでしょう。
も~、バンコクとおんなじだよ。 落ち込むなぁ。
混雑した電車に乗り換え、ドア横でトランクを持ったまま立っていると、いきなりおじさんたちに囲まれてしまい、危ないと感じたものだから、現地の通貨なんかが入っている財布を胸に抱え込み、盗まれないようにガードしました。そしたらおっさんたち、日本円入れてたぼくの財布を手渡して去っていったんです。くそっ
日本円1万円ぐらいとクレジットカード、免許証。僕的には盗まれたらすごく困る財布だったんだが、助かった。返してくれてほんっと助かった。スリにお礼を言うべきか。(一一")
でかいトランク持って、自由に動けない観光客(それも無防備な日本人)を狙っているやつがいるんだろうな。

乗った電車は「現代ロテム」製の電車でした。今回乗った電車の3分の1ぐらいが韓国製でした。
韓国では見かけないヨーロッパ風の電車です。車体は韓国製、電装品は日本製です。

オムニアの街は、落書きだらけ。いかにも景気が悪そう。ガイド本などに、周辺は風紀が悪いから夜の外出は危険って書かれている。
Wikipedia……「オムニア公園」はアテネで一番古い広場で、周囲にホテルやファーストフード店が林立する……て書かれている。 ふーん 知らんかった。

で、ホテルはそんな場所に建つ四つ星ホテル Melia Athens。値段が安いのは立地条件のせいだな。フロントの雰囲気もビジネスホテルみたいで、高級感はありません。

部屋は狭かった。しかし、風呂は豪華。ジャグジー付き。

窓の外は薄汚れた中庭と空だけが見えています。

15時ごろ、ホテルで気持ちを落ち着けた後、メトロに乗って外出しました。
シンタグマの街に、日本人の経営する旅行社があるっていうんで、そこを狙って行ったんだけど、午前中で今年の営業を終了したっていうんで、残念でした。旅行社を探すときに何回もGoogleMapを使ったけれど、そのつどかなりいい加減な場所しか示さないので、結局番地が頼りです。
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シンタグマの町は、国会議事堂のある街。散歩してみました。
若いカップルなんかで大混雑の町を歩きます。この国の若者はでかくて胸が厚くてすごく威圧感があります。怖いぐらい。
いい雰囲気の教会(アギア・トリアダ教会)なんかも見つけました。
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路の両側は100年を越えるような建物が続く古いヨーロッパの街です。

歩道上のテラスでカフェオレを注文。ここのコーヒーもおいしい。ウェイターはイケメンで明るい。いい感じ。
隣にはマックとKFCもありました。あとでガイドさんに、マックはスリが多いから気をつけて…と言われた。ただしマックのトイレはきれいだって。
アテネの街はトイレを探すのが大変です。街には公衆トイレはありません。駅にだって公園にだってトイレはないです。
飲食店を使ったときにトイレを借りるしかないんですが、飲食店のトイレにはたいてい鍵がついていて、店の人に暗証番号を聞かなければ使えません。
こうなったのは、街の風紀が悪いためらしい。

旅行前から予定が決まっていたのは1月2日のKeyTours「アテネ半日観光案内(日本語)」だけです。その旅行社のアテネ事務所から
1月2日と3日にギリシャの遺跡と博物館の(国家公務員の)スト実行が決まったので、ツアーは催行できそうにない。希望するなら明日(31日)に同じものを催行するけれどどうするか?」
というメールが届きました。31日に参加させてもらいたいと返事していましたが……。

元旦1日は遺跡などがすべてクローズです。ところが、それに加えて2日と3日がストになったら明日の31日以外、行くとこがなくなっちまう。ありゃま(´・ω・`)。

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