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2012年11月15日 (木)

社員旅行で韓国へ2012/11/10

11/10(土)
2日目午前は自由行動。朝8時にはホテルを出て、国立中央博物館へ。
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ソウル駅から地下鉄4号線で4駅、乗り換えなしで「二村駅」へ。
到着しても、まだ開館時間になってなかったので、庭園を散策します。
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博物館の外観は巨大で、いかにも建築家が建築模型をいじりながらつくったような建物。だけど斬新さは感じられません。エントランスは最上階までの吹き抜けとガラス張りのウォールで、豪華です。
メインの展示棟と特別展、児童博物館、劇場、図書室と、施設もいろいろ。

 

よく京都・広隆寺や奈良の中宮寺の半跏思惟像と対比される、韓国の半跏思惟像の一体がここに展示されています。
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館内には、東博などで過去に行われた特別展で見たことのある、国宝クラスの美術品がいっぱい並んでいます。
そのなかで、半跏思惟像は特別に1室を与えられ、スポットライトをあてられて展示されています。
すばらしい仏像です。

 

明治時代の本願寺の法主、大谷光瑞が、シルクロードに向けて送り出した「大谷探検隊」が持ち帰った美術品が、朝鮮総督府に収蔵され、それが今ここで見ることができます。驚きましたが、昔ここは日本の一部だったんだということを実感させる事実です。
他にもインドや中東の彫刻も数多く展示されています。
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実は、私の実家の近くには、むかし大谷探検隊の隊員だった方がご存命で、少しだけお話をうかがったことがありました。といっても私は子どもなので、ほぼ冒険活劇の世界の中での理解でしかありません。詳しいお話を聞いておきたかったな。

 

東京国立博物館の東洋館は長らく閉館したまんまなので、こちらの探検隊が持ち帰った美術品は、今見ることができません。
0752_2 これは「伏儀女禍図(ふくぎじょかず)」。これも大谷探検隊の持ち帰ったものです。大学の同級生が、これを卒論の研究対象に選んでいたので、愛着のある図柄です。
上半身が人で、下半身は蛇の男女神が、絡みあっています。学生のときはちょっとドキドキしてみてました。
これは洪水神話であり、天地創造神話でもあります。それぞれ手にはコンパスと金尺を持つ。フリーメーソンと共通する絵柄。上には太陽、下には月が描かれています。
これらは何を意味するんだろう。中国古代神話の1カットです。

 

博物館は広大なので、たくさん訪れている小学生たちの叫び声などもあまり気になりません。かれらは、10人弱に一人、指導員らしき大人がつき、館内各所でレクチャーを受け、話し合いをし、レポート作成をしています。博物館を教育の場として十分活用されている様子でした。

 

エントランスのある1階の展示は、教育を主目的としているようで、時代や物事の流れを大事にした展示。そして、わかりやすく楽しい展示を心がけているようです。

 

絵画はともかく、彫刻などの展示にはかなり強烈な照明があてられています。資料の保全に支障はないのか気になるところ。半跏思惟像などは、強い照明で光り輝いていました。

 

上階の展示も、ゆったりとした展示で、見ていても圧迫感や疲労感は少なく配慮されています。

 

集合時間がせまり、ゆっくりしておられなくなったので、残り全展示室を通り抜けて、来たときと逆ルートでホテルに帰着しました。

 

集合までの時間、ホテル内のレストランでチャーハンを食べました。辛くなかったし、美味しかった。

 

午後2時にホテルで集合。このあとの予定は団体行動と宴会です。
バスに乗って出発です。

 

団体行動の最初は「景福宮
周辺の道路は大混雑。ソウルはちょうど短い秋、紅葉真っ盛りの行楽シーズンで、観光客の車が道を埋め尽くしています。
予定を変更して「景福宮」敷地内にある「国立民俗博物館」へ先に入館しました。
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こちらは古く狭い建物で、子どもたちが走り回り、まるで百貨店の催事フロアのようなありさま。早いとこ館外に出てしまいました。
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そして「景福宮」へ

 

1395年創建で、朝鮮王朝最大の王宮です。
ソウル駅から伸びる道の突き当りに中国風の光化門が建つ。
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日本の植民地時代には朝鮮総督府が立てられていた場所です。
風水的にあまりに強力な土地であるため、日本政府が朝鮮総督府の建物を建てることでこれを抑えこもうとした…というようなことを聞いたことがあります。今は日本が後世に立てた建築物などを除去して、旧に復している最中だそうです。
1352 あとでパンフを見たら、全体の3分の1ぐらいの地域しか見せてもらっていないことがわかりました。団体行動だからしょうがないけど。

 

次は「宗廟
朝鮮王朝 歴代の王を祀るところ。
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「景福宮」から、電車で1駅くらいの距離です。でも、道は渋滞で、観光バスはなかなかつきません。
代々の王の葬儀、法事をおこなうところです。王室がなくなった今も、王家の血筋の人が、お守りをしているそうです。王政でなくなった直後には、最後の王の妃、梨木宮方子様が世話をしていたそう。
1112 そのご子息は、最近東京でなくなり、現在は李王家直系の血統は途絶えたとのこと。

 

ソウルではカササギを何回も見ることができました。オナガのようなギェーギェーという汚い鳴き声と、尾を心持ち下にたらしながら優雅に飛ぶ姿を何回も見ることができました。たしか30年ぐらい前に佐賀県の吉野ヶ里遺跡でも見たと思います。
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韓国では、普段カラスはほとんど見られず、カラスを見ると不吉だとされているそうです。でも、ここ2~3ヶ月ぐらいは、ソウルの街にカラスがいっぱいいるんだそうです。現に「景福宮」の建物に10羽くらいのカラスが群がりギャーギャー騒いでいました。こちらの人たちは、これをひどく不気味に、縁起の悪いものとして感じるそう。彼らはひょっとして日本から避難してきたカラスじゃないだろうか。うちのあたりじゃカラスは激減していて、最近はカラスの姿はあまり見ません。

 

次は免税店へ。
店に入ったとたん、強烈な化粧品のにおいにつつまれてせきが止まりません。懸命に咳をこらえて屋上のベンチに避難。コーヒーを注文して、景色を楽しむことにしました。こんな環境、みんなは平気なんだろうか??
落ち着いてから店内を一周しましたが、ラッシュの電車のような大混雑で、またすぐに屋上に退散しました。

 

そして宴会は、食べ放題飲み放題の焼肉屋さん。
最初にどんどん肉が出てきて、はしから食べていくと30分ぐらいで満腹に。みんな箸が止まって顔を見合わせた。2時間の予定時間をどうやってすごす?という状況になったところで、新入社員の余興が始まった。救われました。

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