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2012年4月

2012年4月30日 (月)

ミラーレンズ

ミラーレンズを買いました。
Kenkoミラーレンズ500mm F6.3
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反射式のレンズなんで、絞りがありません。反射鏡を使って光軸を2回切り返してるのでレンズ自体の長さは12cmぐらいしかありません。

値段は2万円ちょっと。めちゃくちゃ安い。
でも、どんな素性のレンズか全然わからないので、外に持ちだしてテストしました。
<ハクセキレイ>
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最初からわかってること。
オートフォーカスじゃありません。
絞りが固定なので、シャッター速度と感度の調節で露出を決めます。
<ムクドリ>
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テストしてみてわかったこと。ピント調節がとてもデリケートで、ビンボケ写真を量産してしまうこと。
手持ちの三脚が剛性不足で使いものにならないこと。レンズ+カメラの重量を支えきれず、カメラがゆらゆら揺れ動きます。
カメラの手ぶれ防止装置が無効になること。
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こんな焦点距離のカメラは、手持ちで使うことなんて考えられません。しかし、持ち合わせていた三脚は使い物になりませんでした。だから、今回試し撮りした写真は全部手持ち撮影です。しかも手ぶれ防止機構なし。です。
手ブレも、腕を固めてから高速連写をすれば、シャッターを押す時のショックが回避できて、少しはマシに写りそう。
ISO感度を2000とか3200など、上げるだけ上げて撮影してるので、画像が荒れているのは拡大しなくてもわかります。
<カルガモ>
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でも、手持ちでこれだけ写れば十分ですね。あとは、このレンズを保持できる三脚があればいいんですから。
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ミラーレンズ特有のリング型のボケは、画像により、汚く見えたり、美しく感じたりします。
いずれにしろ、味のある絵になりますね。
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2012年4月23日 (月)

映画「バトルシップ」

バトルシップを見てきました。
ユニバーサル映画100周年記念だとか。
1週間ほど前の、ワールドプレミアは日本で行われ。記者会見は横須賀の空母ジョージ・ワシントンで実施されています。
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準主役は自衛艦艦長に扮する浅野忠信さん。これが、見方によったら主役を食うかというぐらいいい役をもらっている。本物のリムパック演習でも、日本艦がアメリカに勝つというニュースが時々聞こえてきますが、映像でも、それを彷彿させる場面が描かれる。

主役と日本艦艦長の連携により、太陽系外の先進文明から派遣された戦闘艦の攻撃に耐え、反撃を加える。
その太陽系外の戦闘艦は、敵意ある戦闘員と、戦闘兵器以外には攻撃を加えないなど、紳士的な戦闘行動を守る。戦闘が始まってからは、徐々に戦闘の約束事が確認されていく。そして、日米の戦士たちはその裏をかきながら、だまし討ちのような方法で、必死に異星の戦闘艦を攻撃する。

アメリカのメジャーな戦争映画というのは、たいていアメリカの国としてのメッセージが込められていると思って見るけれど、これがなんと、ベタベタの日米親善映画?!
最近の日本の雰囲気がアメリカにかなり厳しいことに危機感を抱く人たちがアメリカの上層にいるのだろうか?日本との関係を改善しようという意志があるのかもしれない??お人好しか?^^;

そういえば、今度訪米する野田首相は、約束していたTPP参加表明を見送ると言ってるのに、アメリカは大歓迎の体制だとか。なにかありそう

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2012年4月 8日 (日)

古代オリエント博物館「古代メソポタミア文明展」

池袋サンシャインシティにある「古代オリエント博物館」で今、「古代メソポタミア文明展」-平山郁夫シルクロード美術館・知の宝-を行なっています。
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「平山郁夫シルクロード美術館」は山梨県北杜市にあります。何回か門前まで行きながら、いつも休館中で、館内に入れたことがありません。(;´∀`) この地域の他の美術館と同じく、雪の深い冬季は長い休館に入ります。いつも、その冬季休館中に訪ねて行くので、入れてもらうことがかないません。

今回は、その美術館の所蔵品に、東京で出会うことが出来ました。

メソポタミアといえば、現在のイラン・イラク・シリアあたりでしょうか。どこも他の超大国に武器援助をされ、軍事訓練を授けられ、そして謀略を仕掛けられと、いいように弄ばれて長い間平和を知りません。確か、僕が大学生になった頃は、これらの国は平和だったはず。ほかに、パキスタンやアフガニスタンなどもみんな平和だった。これらの国々には、大学の先輩たちが、埋蔵文化財の調査に出かけていた。いまも活躍しておられる吉村作治さんはその中のお一人。エジプトは、それらに比べれば恵まれていたのか、研究を続けることが出来たようだ。その他の国々はみな埋蔵文化財の研究などする環境は失われたままだ。

そして、そうなる以前に、日本に運ばれた美術品は守られた。

かつて、このように高度の文明が咲き誇った地域が、なぜ今、無残なことになっているのか…と、悲しく思うが、その紀元前の時代に、シュメールやバビロニアなど、多くの文明に侵略を受けたのも古代メソポタミアだ。
今とは状況が違う…とは言い切れないようだ。

展示される小さな彫刻たちは、4000年前のものでありながら、素晴らしい造形を見せている。

この美術館は、いいことかどうか、いつ来てもとても静かに、ゆっくり観覧することができます。
池袋のサンシャインシティにおいでになる機会があれば、ぜひ訪ねてください。

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2012年4月 7日 (土)

東京国立博物館「ボストン美術館 日本美術の至宝」展

素晴らしかった。
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今回の展示は、息を呑むような名品ばかりです。
最初は仏画、次に彫刻と、セオリー通りの配列。仏画の前は、二重の観覧者の列ができ、渋滞しています。その大半の人が、行列の流れの遅さに退屈しています。博物館の係員が「整列してご覧いただく必要はありません。どうぞご自由にご覧ください」と繰り返し案内しているのに、並んでる人は列を離れようとはしません。日本の博物館のお客はなんて頑固なんだ。すべての展示品を最前列で見たいんだろう。でも、ガラスに張り付いてる人に限って、素晴らしい展示品の前にいながら次の展示を見ている。見てないなら、そこどいてよって思ってしまう。(-_-メ)
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最初の部屋でいきなり、橋本雅邦「騎龍弁天」の図があります。ゾクゾクするような絵です。
「一字金輪」の図像は京都国立博物館で見られる「水天」の図像のような精緻な絵柄。
「法相曼荼羅図」は、僕の大好きな東寺「伝真言院曼陀羅」に似た優しさを感じさせる図像です。

そして、快慶作の「弥勒菩薩立像」が展示されています。この像は全身金色、多少腫れぼったい印象。快慶作の仏像は、スッキリとした爽やかなイメージが強いのだけど、それらとは少し異なる。
快慶としては、最も若い時の作例とのことで、後年の作風がまだ定着していないのかもしれない。
修復の方法によっても、かなり印象が変わるかもしれないので、判断は付きませんが。

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そして、そのとなりが平安時代の「菩薩立像」。漠然とした名称だけど、装飾品が全部失われた一木造の木造。そのため像名は特定できない。
僕が大学の2年の時に課題に選んだのが、「大安寺彫刻群」の研究。
奈良の大安寺や唐招提寺には、平安時代初期、貞観時代に属する、他では見られない独特な木彫群が残されています。この「菩薩立像」は、これらのなかの一体。思わず「お〜」と、声が出てしまいました。ボリュームのある体躯。顔。後の時代の彫刻の特徴となる翻波式衣文。日本に残されている同様の彫刻と比較しても、もっとも優れた仏像の一つだと思います。

その先には、「吉備大臣入唐絵巻」が展示されている。面白そうなんだけど、すごい人だかりで、遠巻きに眺めるだけにした。近くで見たい。
狩野派の障壁画や、等伯の龍虎図屏風など、驚きの作品が並んでいます。
曽我蕭白の作品もいっぱい。

今回もあんまり盛りだくさんで、消化しきれない。
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展示館を出てから、本館北側の日本庭園でコーヒーを。
庭園の高い木々にはハシブトガラスがいっぱい。ギャーギャー言って騒いでます。まあ、いい景色。f^_^;)
行ったのは1週間前。(-_-メ) 今なら庭園は桜満開で素晴らしいんじゃないかな。

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