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2012年2月25日 (土)

国立天文台

日曜日に三鷹の「国立天文台」に行ってきた。
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ずいぶん久しぶりだ。雑木林などなくなってしまった武蔵野の台地に、ポッカリと自然を残す別天地。とても癒されるところだ。
国立天文台は、数年前から1年中一般公開されている。車での来場お断りとのことなので、ちょっと敷居は高いけれど、バスは頻繁に走っているから不便じゃない。

訪問の目的は、広大な樹々の茂る天文台の構内に、野鳥はいるのか?ということを確かめたかったから。
今、私の家の近所では野鳥が激減しています。特に冬鳥をまったく見かけません。あの、野鳥天国の天文台で、野鳥は来ているのか?を確かめたかったのです。
結論は、ほとんど野鳥には出会いませんでした。上を飛ぶスズメ大の鳥を1羽見ただけでした。

福島の、地面にうずくまったまま動けなくなったカラスの映像が、ネットで流れています。東京の多摩市では、見た目、野鳥が激減しています。マスコミはまったく取り上げませんけれど。
最近、あちこちに行って、鳥がいるかどうかを見て歩いてます。
前日の土曜日には都心に行ってました。うちの近くでは全く見られないスズメがいっぱいいました。

同じく、うちのほうでほとんどど見られなくなったカラスが、信州の八ヶ岳の麓には大量に群れ集まっているという話も聞きます。

これからも、調べていきたいと思います。

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広い構内には、新旧いくつもの天文ドームが立ち並んでいます。通常公開されている施設は、もちろん現役を引退した歴史的な施設ばかりで、建物の外観を見ているだけでもワクワクします。ひとつひとつが、その建造された時代の最新流行の建築です。
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最初は、口径20cmのカールツァイス製の屈折望遠鏡です。この日、望遠鏡は太陽に向けられ、黒点観測の様子を見せていました。
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お誂え向きに、いくつもの黒点が投影版に映されていました。今は11年ぶりの太陽黒点の活発な時期です。

そこから100m程のところには巨大天文ドームがあります。
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はるか昔に現役を引退した、口径65センチもあるカールツァイス製の巨大望遠鏡です。ドームのスリットは閉じたまま封印されていますから、天体観望に使うことはできないですが、昔懐かしい機械です。
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20年ぐらい前、すでに現役を引退をしていたこの望遠鏡も、年に1〜2度は一般の観覧者に公開されており、その時はいつも子供を連れて観望会に参加していました。望遠鏡の横には、天文台長など、天文に興味がある人なら誰でも知っているような有名な学者が、ニコニコしながら星空を案内しておられました。
巨大な天文ドーム内部の、巨大な床は、何と巨大エレベータになっていて(しつこい!)、望遠鏡の接眼部に合わせて床が上下する仕様になっていました。いまは、その木の床にはリノリウムが貼られ、動かないように固定されていて、ちょっと残念。

ほかに昔は日本の時刻を決定するために使われていた子午儀が3世代も残っています。
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昔来た時にはさらに木造の子午儀も残っていましたが、もうありませんでした。

天文台の構内には古代の墳墓がたくさんあるらしく、研究者には、この世ならざるものと会うことが多いと、聞いたことがあります。多摩川の河岸段丘の上、さらに小高い丘一つが天文台の敷地になっているわけですから、古代人の住居であったり、戦略上の拠点であったりして、濃厚な人間活動の舞台になったことは間違いありません。
歴史学の観点からの見学会などもぜひ開いてほしいなと思います。

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