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2012年2月22日 (水)

本「ゲーテの警告 日本を滅ぼす[B層]の正体」

現代社会の、B層ターゲットの消費者戦略、洗脳の実態に触れ、警鐘を鳴らす本です。
Scanimage001「B層」 郵政民営化の際に、政府から依頼されてイメージ戦略を企画した広告代理店が使用し、物議をかもした言葉です。
帯に「日本をダメにしているのは、本当は誰なのか?」と書かれています。
結局読了することはできませんでした。いや、途中で投げ出しました。

最近良く聞かれる言葉「B層」 新聞、雑誌、TV等で語られた内容を、全て本当のこととして信じてしまう人たち。自分なりの価値判断をしない層のことを言います。
誰も信じようとしなかった事柄でも、テレビ、例えばNHKのアナウンサーがニュース枠の中で取り上げると、その時から事実だと思い込んでしまいます。簡単に操られてしまう人達のことです。

この本の記述は妙にテンションが高く、論理も強引です。怪しさ満点です。
著者自体がB層戦略の中に取り込まれているとしか思えない内容です。
あるいは、一つの考え方を読者にたたみかけて思考停止に追い込んでしまおうという意図のもと、執筆されたという印象も持ってしまいます。
著者がB層戦略に取り込まれているのか、B層戦略をさらに推進しようとする意図があるのか、どちらであるかはともかく、この本には失望しました。

以前、「あたまのいい人、悪い人の話し方」という、わけのわからない本を買って失敗したことがあるけど、それと同じクラスの失敗です。

最近、雑なつくりの本が多いなぁ。それとも、僕が雑な本に手を出すようになってきたのか?

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ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体 (講談社プラスアルファ新書)作者: 適菜 収出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/08/19メディア: 新書 B層とは。Wikipediaより引用 2005年、小泉内閣の進める郵政民営化政策に関する宣伝企画の立案を内閣府から受注した広告会社「スリード」が、小泉政権の主な支持基盤として想定した概念である。 スリード社の企画書では国民を「構造改革に肯定的か否か」を横軸、「IQ軸(EQ、ITQを含む独自の概念とされる)」を縦軸として分類し、「IQ... [続きを読む]

受信: 2012年12月16日 (日) 22時10分

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