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2011年5月19日 (木)

八丈島_2011/05/14

土曜未明に多摩センター駅へ。
朝の4時、タクシーが迎えに来た。たった5分で羽田空港行きエアポートリムジンのバス停に着く。バスは4時35分発。30分間、夜明け前の寒いバス停で待ちぼうけ。空港についたのは6時前。(^_^;)早過ぎる~

6時に出発ロビーの上の階のカフェテリアが開店したのでコーヒーとホットドックをオーダーして朝食にする。
床がのべつ揺れているのが不快。いつになったら地震が落ち着んだろう。
飛行機は7時40分発で、八丈島着予定8時30分。B737-500は狭い飛行機だ。通路をはさんで3列3列の6列シート。 座席の幅も前後間隔も狭い狭い…めちゃくちゃ窮屈。しかも満員。

遠くの空は、晴れているのに低いところの空気は薄黒く汚れている。八丈島に到着するころまで同じ状態だ。どうして?
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八丈の空港についた。現地は快晴。刺すような日差し。でも、いつもさわやかな風があり、気持ちがいい。

まず最初、レンタカーを借りて、空港横のビジターセンターへ行った。
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広大な林のなかに建物がある。
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私たちを迎えたレンジャーは、私たちから「八丈島は初めてで、いま到着したばかりだ」ということを聞き出し、すぐにビデオの試聴室をセッティングして入門編を2本ほど見せてくれた。その後、展示品の説明もしてくれる。
10時半からの、園内のガイドウォークにも参加した。
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まるで熱帯林のような自然をいろいろ紹介していただいた。
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足元に黒いそら豆型の実がいっぱい落ちている。島木犀の実だそう。園内にたくさんある島木犀に、これまでだれも見たことがないほど(レンジャー談)大量の実がなり、専門家たちも遠くから見に来ているとか。どうしたんだろう。
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モンステラ
庭園では、ヒヨドリがめちゃくちゃ多くて、うるさい。

昼食は、地元でとれた刺身を出すお店を探して行った。パンフの地図がみんな適当で苦労したけど、刺身はすごく美味しかった。
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お店の外見は、地味で、飛び込みでは絶対に入らないようなお店。これ以降に入ったお店もみんなそう。でも、それがいい感じ。

八丈富士
街中からはどこからでも見えている美形の山が八丈富士。富士山型の山です。山の5合目ぐらい(?)のところに、ハチマキのように道路が巡っています。
「この島って動物いないんだっけ」「いたちがいるって言ってたね」などと言っていたら、またもや娘が「あっ」といって道端を指さします。明るい茶色の毛皮の塊が路肩を歩いています。しばらく路肩をとことこ歩いたあとで、トトトトと道を横断して、山側の路肩を歩きます。こっちのことをまるで気にしないように。
ゆっくり見ていたいからカメラは出しませんでした。だから写真はありません。
この毛皮の塊は、「いたち」でした。鎌倉とか室町とか、かなり古い時代に移入されたそうで、山の上の方で繁殖していると、ビジターセンターのレンジャーが午前中に教えてくれていました。
この島の野生哺乳類は、あとコウモリがいるだけだそう。

ハチマキ道路の途中に「ふれあい牧場」があります。そこからの景色が最高です。光がきれい、海もきれい。牧場の緑のなかに黒や茶色の牛が散策し、カラスが歩いています。なぜか壊れた風車が5基も並んでいます。多分風力が強すぎて破壊されてしまうんでしょうね。
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この島の電力は地熱発電がメインで、それに風力発電とディーゼル発電機ですべてをまかなっているのだとか。

八丈富士の次に、島の反対側、三原山をめぐる道を走った。こちらは普通の山道の感じ。途中に温泉がいくつもあり、漁港もいくつもあった。そのなかで島の南東端の「名古の展望台」に寄ったとき(洞輪沢港の上にある展望台ですが)、ひとりのおじいさんから「いらっしゃい」と迎えられ、漁港の昔の話をいろいろ聞かせていただいた。
20年ぐらい前までは、年に何回か数千頭のイルカが沖合を通過して行ったこと。また、同じぐらいの回数、沖で大きな竜巻が発生して、漁から帰れなくなったこと。トビウオ漁やテングサ漁など、戦後は考えられないぐらい好調で、皆裕福であったこと。近くの飲み屋に行くくらいでは使い切れなかったと。その金を使い闘牛が盛んになり、花や観葉植物の栽培をしてさらに儲かったことなど、いろいろな話を伺った。
いまは、華やかさのない静かな漁港で、聞いた話がにわかには信じられないが、細かく見れば、その片鱗はうかがえる。この漁港では波打ち際で約70℃のお湯が湧いていて、清水と混ぜてお湯に浸かるということが昔から行われていたこと。いまでも、これに浸かればいろんな病気がなおってしまうということも。最近はサーファーがよくつかっているとのこと。
1時間近くもおじいさんのおはなしを聞いた。突然、話しかけられびっくりしたが、この島の人はこんな感じ。特別な人じゃなかった。
朝鮮戦争の時は、海草を爆薬の原料にするとかで値段が急騰して、めちゃくちゃ稼いだという話もあった。
でも今はイルカは来なくなったし、なぜか竜巻も来なくなった。海草も全然取れなくなったと。

八丈ビューホテルに宿泊。もともと別のホテルを予約していたが、なんとその間に廃業してしまって、代理店が代わりの宿を確保してくれたのが八丈ビューホテル。ホテルのランクは上がったが、負担増部分は代理店が肩代わりしてくれた。しかもそれが、ホテルでいちばん大きな部屋。かなり高いだろうな。そこに格安チケットで泊まるのは勇気がいる。貧乏性だから部屋の半分はまったく足を踏み入れもせず。でもラッキーだよね。
窓からの景色は最高。正面は海。八丈富士も八丈小島もみんな見える。早い潮流の中、頑張って進む漁船や貨物船が見える。
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たった一日でも、密度が高くて消化不良。夕食の後、瞬く間に寝てしまった。
島の人は、ものすごく親切。ものすごく話好き。温和。とても気持ちがやわらぎます。

八丈についてからは地震が皆無で嬉しい。布団の中でとても気持ちが落ち着く。

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