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2010年12月 1日 (水)

三峯神社と恵林寺

秩父の三峯神社に行った。
多摩を朝の8時に出発。中央高速は遅い車が追越車線を塞ぐなど、いつもどおりではあるものの、渋滞はなく勝沼I.C.到着。秩父方面に北上する。この道は10年ほど前にできた新しい道だそう。どうりでこんな道があること知らなかった。てっきり国分寺から所沢・飯能経由で秩父に行き、そこから西に入っていくという、気が遠くなるような道筋を考えていたので、大助かり。秩父方面の渋滞とも関係なく到着してしまった。道には彩甲斐街道という、変な名前が付いています。いかにもお役所や議員さんが好きそうな名前。
通過した山梨の盆地では、紅葉の盛りが過ぎた頃。武田信玄の菩提寺「恵林寺」の横を通り、長い長い雁坂トンネルを通って埼玉県に入る。神社のあるところは標高1000mぐらい。紅葉は完璧に終わっている。ちょっと期待してたんだけどアウト。先週は紅葉が見れたらしい。
到着は11時。休日でも1日4便しかない西武バスとすれ違い、駐車場に到着。広い駐車場は全然余裕。
駐車場から神社の鳥居はそれほど距離はありません。

この鳥居は三ツ鳥居。大神神社とおなじ…っていってもそちらは見たことないですけど。
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次の門は極彩色。両脇に狼が鋭い目で控えています。
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有名なパワースポットだから相当の人出を覚悟したけど、混雑はなし。すがすがしい空気が体にしみとおるよう。
快晴だけど遠くの山々は霞んでいます。黄砂かな?
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境内に入ると太鼓の連打が始まりました。やった!
太鼓に合わせて、キツツキが樹上で鳴いている。
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拝殿も極彩色のにぎやかな建物。日光の東照宮のよう。
手を合わせると、温かい気が流れてきます。
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境内には売店と酒屋!!、喫茶店が店を開いています。どれも落ち着いたいい感じのお店。
そして宿坊もあります。中は見なかったけど相当大きな建物です。この日は極真空手の団体さんが合宿をしていたよう。世界中から参加者が集まるということで、売店のおばちゃんも楽しみにしているようす。

最後に「秩父宮記念三峯山博物館」によりました。神社付属の博物館で、幻のニホンオオカミの毛皮や剥製を展示していることで有名です。この日は、他にも各地で保存されてきた毛皮が展示されていたほか、数年前に撮影された、ニホンオオカミではないかと言われている写真も展示されていました。
明治の廃仏毀釈以前の寺院だったころの曼荼羅や仏像などの展示もあります。

参拝の後は門前のお店で山菜そばを食べました。おいしかった。空気がおいしいから、何を食べてもおいしいんだと思う。


帰路は、国道に並行する旧道を通ったりしながら甲州盆地に戻り、往路で通りかかった恵林寺にも参拝しました。
恵林寺は、学生時代以降2・3回来たことがあります。その時は風水を設計の中心にすえた典型的な作例ということで見に来ました。軍事的な側面もあるお寺です。
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ここは、まるで京都の禅寺のような佇まいです。瓦葺きではなく、急角度に切り立った屋根は京都にはないものだが、なにか見慣れた姿に見えます。それは内部を拝観させていただいてその理由がわかりました。庭園が天竜寺ととても感じが似ているんです。ここを創建したのは、夢窓疎石。彼はこの10年後に天龍寺を創建しています。天龍寺も、有事には多くの兵を収容した要塞になった寺です。大規模な池泉回遊式庭園からもいくつもの共通点が見て取れます。
で、この日は燃えるような紅葉が庭園のそこここに配されており、非常に派手な姿を見せていました。
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門の脇の額に、「心頭滅却すれば火もまた涼し」の文字がかかっています。この言葉は、おやじがにこにこしながらいつも言っていた言葉。なんと、恵林寺が信長に焼き討ちされた際、焼死した快川紹喜の辞世の句だそう。中国の古典から出た言葉だとばかり思ってた。
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快川紹喜は、明智光秀と同じ美濃の土岐氏の出身です。後の本能寺の変で、光秀が信長父子を焼き討ちにした背景には、この事件があったと見る人もいるそうです。

帰り際、受付にお線香があったので購入します。
ちょうどお香(線香)を切らしたところだったのでよかった。

お寺を辞してからは大菩薩峠方面経由で甲州街道から多摩周遊道路・五日市街道とたどって帰ります。この日は日曜ですから中央高速が大渋滞になっているに決まってます。そんな中に飛び込んでいくのはやですから。

甲州盆地から大菩薩峠へ上がる道は、以前にも通ったことがあるのですが、全く様子が変わり、きれいな道になっています。山間を縫って走る旧道は舗装を剥がして植樹されています。新しい道は谷と谷の間を高架で右に左に曲がりながら、時にはループになったり、途中の山の稜線を突き抜けたりしながら登っていきます。こんな好き勝手している道、初めて見た。
で、途中から見る富士山が大きくてきれいだった。
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