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2010年10月

2010年10月28日 (木)

青空文庫

ネット上で、著作権切れ書籍を集めた「青空文庫」から、本を何冊かとってきました。誰でも知ってる名作が無料で読めます。

僕は、南方熊楠の「神社合祀に関する意見」と九鬼周造の「「いき」の構造」をとってきました。

こういう本。本屋さんで探しても、そうそう見つかりません。ネットだからこそできることですね。感謝感謝

iPadを手にいれてから今まで、こんなにすばらしいものがあることを忘れてました。
これだけでもiPadを買ったかいがあるってもんだ。

※今日初めて、電車の中でiPadを見ている人を見ました。町の中でiPadなんてめったに見ることはありません。
その人は週刊朝日を読んでいました。写真がきれいだし、読みやすそうだった。…でも、僕の読みたい週刊誌はiPad版をリリースしていない。

※↑このあと代々木から新宿にまわったら、街中でiPad使ってる人がいっぱい。なんだこれは……

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2010年10月24日 (日)

新潟市歴史博物館

新潟は爽やかないい気候だった。
市内循環バスに乗って、新潟市歴史博物館に行った。
入口正面は旧新潟税関庁舎。きれいな建物です。西洋風の木造建築です。
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本館の建物は旧新潟市役所の…デザインを取り入れた新築の…建物。古い建物かと思って中に入ったら、完全に新築の建物。ちょっと残念。
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館内のミュージアムシアターで映像展示3本が上映されていたので、うち2本だけみました。大きな劇場は僕一人の貸切です。「新潟 水の記憶」「あまのてぶり」の2本。
これで新潟は名前の通り大きないくつ もの潟の上に育った街だという事を知りました。名前から気がついてもいい事柄だけど、想像力不足でした。
映像はあざやかに仕上がっています。2本とも丹青社の制作。この会社、以前、不動産の勧誘でロクでもない電話をかけてきた会社です。今、本業はどうなんだろう。先の様子だと、昔の技術などもうないだろうし、そうなればあの会社の存在意義なんてないはずだ。(と思ったら、今でもちゃんと存続しているらしい。リストラしながら新入社員を募集していたり、赤字だけど役員報酬は大幅増額していたり…と、訳のわからない会社だ)
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博物館は信濃川に面していて、とても明るい。
旧第四銀行の支店もあり、こちらは移築復元した建物。中は高級レストランとカフェテラスになっている。コーヒーをオーダーしてちょっと時間つぶし。レストランはデートに最適な、静かで高級感のあるお店。値段が高いので、僕は入らない。('_')
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目の前の信濃川ウォーターシャトルの乗り場から水上バスに乗り。万代橋のたもとに戻ってきた。
先日の万代美術館のある朱鷺メッセの建物を横にみながら水面を走る。
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水は、広大な流域から水を集めてきただけに、きれいとは言えないが、とても気持ちいい。
遊覧船も運航してるらしいので、時間があえば乗ってみたい。

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2010年10月23日 (土)

本「パソコン疲れは首で治せる!」

帯には「VDT症候群 新治療法が完成!」と書かれている。「これは僕のために書かれた本だ。絶対読まなきゃ」と中を見もせずレジへ持って行った。
読んでみたら、同じことが何回も何回もリフレインして書かれていて、うんざりするほどくどい本だった。

最初は、新米編集者が本の作り方ろくに知らないでやっつけちゃったんだろうなと思ったんだけど、だんだん、これは確信犯だ。と思うようになった。

ようするに、昔から良くある「わたしはこれでxxが治った」というたぐいの本だ。それで健康食品を買わせたり、団体に加入させたりする。こういう本を専門に扱う出版社もある。
この本はいくつものパソコン雑誌を発行する有名出版社の刊行だけど、良心的な本だとはかぎらないということだ。
(パソコン関係を専門とする版元が出すVDT症候群の本だから期待したのに…)

後半は、著者のクリニックで2ヵ月入院したAさんは…、2ヵ月入院したBさんは…と、実例が続く。著者のクリニックに通院・入院するのでなく、自分でできる対応策は最後の最後に30ページほど記されているだけ。新聞に広告を載せるための掲載基準を満たすために付け足したのだろう。

僕のVDT症候群が治す方法が得られるかも…という期待は裏切られてしまいました。

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2010年10月16日 (土)

映画 「アイルトン・セナ ~音速の彼方へ」

南大沢の映画館でこの映画を見ました。
客層はかなり若い。セナって、ずいぶん昔のドライバーなのに、僕以外の客はセナのドライビングを見たことないんじゃないだろうか。いや二十代の後半であれば記憶に焼き付いている人もいるかも知れない。
彼が事故で亡くなったのが1994年の第3戦サンマリノGP。すでに16年前だ。

ロータスホンダ、ウィリアムズホンダ、マクラーレンホンダとホンダエンジンで勝ち続けたセナの姿は日本人にとっても忘れられないドライバーだ。

有名なプロストとの確執も、当時者同士の言葉で綴られる。
荒れた画面で、セナの活躍が年代を追って再現されていく。

最後の方。あのテレビで何回もリピートされた車載カメラの映像が映し出される。
あ〜、そこのカーブだ 曲がれ〜 手を思い切り握りしめるが、目に焼き付いた通りに、クルマは側壁に突っ込んで行く。
ショックだった。またあの場面を見てしまった。

彼の死以来、F1で死者は出ていないらしい。セナの死は、F1の安全性向上に大きく貢献したらしい。

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2010年10月11日 (月)

木内鶴彦の大予言(*^_^*)

↑ ごめんなさい。ムーに「未来予言者として有名な木内鶴彦氏」って書いてあったんで…

Googleで遊んでたら、木内さんの記事が学研の月刊ムーに出てることがわかったので、あまり買わない(しつこい) 月刊ムーを買ってきました。(*^_^*)

来年か、ことによったら今年中に、中国が崩壊し、大恐慌時代が来る。そののち世界のいたるところで戦争が勃発する。中東とヨーロッパの間で起こった戦いは、中国、インド、ロシア、それにアメリカまで参加する戦乱に発展する…と。
そして、すでに力なく外国から見向きされない日本は、戦乱に巻き込まれることはないと。

ショッキングな近未来も語られていますが、木内さんがほんとに言いたいことも書かれています。
アセンションが来るとかいう話ではなくて…('_')
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東京国立博物館「東大寺大仏展」

東京国立博物館「東大寺大仏展」をやってます。
なんで大仏展ていうんだろ。東大寺展でいいのに?
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陳列の最初の方は、寺域各所から発掘された瓦が並べられる。
瓦にはそれほど興味ないんだがなぁ。最初からテンション落ちるなぁ
入り口で自然発生した観客の4列の行列も、瓦の展示が続く中、会場にはいって数メートルで崩れた。あとは行列を気にせずに自由に観覧できた。
なかなかいい状態。会場設計の勝利か?

次が、大仏殿前に立っている八角灯籠の実物が展示される。じゃ、大仏殿の前には、今この灯籠がないの?
これは学校の美術の教科書にものっている名品。
見慣れたつもりでいたけれど、改めて見ると、その親しみやすい美しさに気付かされる。

そして伎楽面があり、そののち「良弁僧正坐像」「僧形八幡神坐像」がならぶ。
ここから俄然興味が湧いてきた。やっぱりこれらは素晴らしい彫像だ。普通に奈良に行っても見せていただくことができない。それが、東京でいっしょに見せてもらえるのだから最高。

戒壇院の壇上にある小さな多宝塔のその中に安置された「釈迦多宝二仏像」が展示されていた。
これは、現地でも拝観できない仏像のはず。ちいさな2体の仏像は、後世のきれいな切金文様とともに温かい表情に癒されます。

会場、最後の方に俊乗堂の「重源上人坐像」、そして快慶の「阿弥陀如来立像」、公慶堂にある同じく快慶の「地蔵菩薩立像」……もう 素晴らしい。
僕は、運慶・快慶のファンなんです。快慶の彫刻の様式美を堪能しました。
快慶の2体の仏像の台座はチープなものになっていたのが残念。像にふさわしいものが用意されればいいのだが。

学生時代に一度拝観したことがあるのですが、五劫院の「五劫思惟阿弥陀如来坐像」も展示されています。
これは面白いです。
なにしろ、お釈迦様が五劫ものあいだ、瞑想に入っていた様子を表現した像で、長髪のアフロヘアーで肥満した仏像です。ほほえましい仏像です。

たくさんの彫刻を抱える東大寺ですから、もっともっとたくさんの仏像が見せていただけるかと思ったけど、それはちょっと厚かましすぎですね。これだけの名品を見せていただけたというだけでも、十分幸せです。
11月になってからは正倉院宝物も展示されるそう。もう一度行けるかな。

次、「東京藝術大学 大学美術館」に行きましたけど、入場券を買うための長い行列が構内をうねっているのをみて、即転進。
ポンピドゥーセンター所蔵の「シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い」の展示が行われてます。シャガールって人気あるんだ。翌日で終了ということもあったんでしょう。

上野公園方面に戻りかけたところで、芸大の奏楽堂(旧東京音楽学校奏楽堂)の横を通りかかりました。ここは日本最初のコンサートホールです。
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なんと、いまからパイプオルガンの演奏会が始まるというので、すぐ入れてもらいました。ラッキー
建物はデコデコではないけれど、至るところに細かい装飾が施され大変面白い。
演奏も良かった。オルガンも最近のもののような強力なものではないけれど、やさしく包まれる感じで、いい気持ちでした。
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終わってから、また国立博物館に戻って、工事中の東洋館前 カフェのテラスで一服しました。
テラスには5つほどテーブルがあったけれど、日本人は僕一人。他はみんな白人。ただし、英語とドイツ語、フランス語と、テーブルごとにしゃべっている言葉は違ってる。
しばらく読書をしていると、だんだん晴れてきて、きつい夕日を浴びるようになったので帰りました。

また、西洋美術館となりの売店でガチャガチャを買ってきました。今回は額縁入りの絵も買いました。(*^_^*)
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映画「七瀬ふたたび」

土曜、仕事の帰り、中央線の立川まで行って見てきました。
上映館は東京では渋谷・池袋・立川の3館だけ。
劇場はシネコンのなかでも一番ちっちゃい部屋。僕は土砂降りの街を歩きたくないから、ずいぶん早く着いてしまったけど、その後、時間になるまで集まった観客は5人だけ。しかも、みんな絵に書いたようなアキバ系。
なんで?(=_=)
主演の芦名星のファンってそうなの?と思ったら、この映画の監督は中川翔子??彼女のせいだな?

監督が中川翔子だなんて、知らなかった。というか、チラシには監督・小中和哉って書いてあるぞ?どうなってるんだ。

この映画、公開1週間だから、あまり客は集められてない。どうも僕は、お客の集まらない映画が好き。(*^_^*)

芦名星って、僕のタイプじゃないんだけど、彼女と共演する女優はみんなかすんじゃってかわいそう。やっぱりきれるようなというかなんというか美人なんだなあ。

話の筋は、いままで何本もあった「七瀬ふたたび」の映像化と同様、原作からはずいぶん変えられている。僕としては、できるだけ原作に忠実な映像を見たいんです。欲求不満がつのります。

それと、CGを使った画面が不満だった。もうちょっとスマートな映像を見たかった。
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2010年10月 3日 (日)

府中市美術館から世田谷美術館

府中市美術館に行った。
今 開館十周年記念展「バルビゾンからの贈りもの」をやってます。
バルビゾン派の作品と、その影響を受けた国内画家の展覧会です。
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バルビゾン派の絵は、集められるとみんな暗い。暗い風景ばかり。っていうと身もふたもないけれど、弱い光の中、暗い木々や自然風景が描かれる。絵によっては表情の見えない暗い人物も描かれる。これが共通する特徴だから、どの絵も暗い絵だ。(-。-)y-゜゜゜
あとの時代になると夕景が多くなる。空は地平線や山際のオレンジから天頂の暗い青までのグラデーションで描かれる。
さらに時代が下ると明るい空を描くものが現れてくる。
日本の洋画の黎明期、ほとんどが暗い絵しかないのは、多分これらのバルビゾン派の影響を受けてたんだろうな。

バルビゾン派の暗い色調はそれ以前の宗教画、歴史画がともに特徴とする、暗く重厚な色調を引き継いでいたんだろう。そして、時代が下るにつれて、徐々に暗い絵から脱してきたのだと。

なんとなく、わかってきた気がする。
ここのところが、すごく気になっていたから。

平常陳列は軽く流して、喫茶室に…行ったら、子どもたちが走り回っていたので、オーダーせずに出て来ました。

会場ロビーのポスターを見て、世田谷美術館の「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」にも行く気になり、美術館のはしごをしました。

「ゴッホ、モネ、ルノアール、ピカソ、ルソー、クレー、ジャコメッティ… 90作品すべてが 日本初公開!」ってキャッチに釣られました。
ヴィンタートゥールはスイスの地名。資産家たちが多くの美術作品を集めた文化都市だそう。

府中から世田谷の砧公園なんて、渋滞にはまってとてつもなく時間がかかるかと思ったが、渋滞はなし。30分ぐらいで到着した。
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世田谷美術館は府中と違って入場者が多く、券売り場には行列が出来ていた。
会場内も、そこそこ混雑。解説のレシーバーを持つ人と持たない人が混じり合っていて観客の進むスピードが違っているのに、壁沿いに2列の行列ができて、観客の自由な動きを封じている。絵の前にいるのに列が進むのをイライラして待つ人が続出。会場側が列を作るように指導しているわけではない。むしろ、展示物を展示室内に不規則に配列して、列ができにくくしているように見える。なのに観客は、どうして無用な規制をしたがるのだろう。

結局、子どものころ、家の本棚にあった画集で見た絵の前では立ち止まってしまう。どうしても、他の絵を見る目とは違った気持ちになる。オディロン・ルドンとかアンリ・ルソーとか。
驚く作品もあった。ル・コルビュジェの抽象画だ。上野の国立西洋美術館を設計した人。絵も描いていたなんて知らなかった…と思ったら、建築家になる前から画家であったそうだ。

日本初公開とは言っても、小中学校の教科書に載っているような名品がいっぱい。「この絵、見たかったんだ」と感じるような作品がきっとあるはず。

このポスターは本物と色がぜんぜん違う。色校正したんだろか?赤味が強すぎ。美術展のチラシとしてはひどいな。
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