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2010年8月27日 (金)

京都 8/21(土)貴船神社,鞍馬寺

貴船神社
いやあ、ひどかった。
叡山電車の貴船口駅を通過した後の細い川沿いの道が、普段見たことのないようなたくさんの歩行者と、キャパシティを超えた乗用車、料亭の送迎バスに路線バス……もう大変。山の中は喧騒のまっただなか。以前来たときは、人影もなく、静かなところだった。
駅から神社の鳥居までは2キロあり、道は車が渋滞して、ギリギリすれ違う状態。すれ違う車の横を人が通ると、危険を避けるために車は止まる。人も車も危険。神社にたどり着いた人たちは、ゆでダコのように赤い顔をして、鳥居のそばで倒れこんでいる。地元の人や、以前来たことのある人は、貴船神社に歩いて行こうという人はあまりいないと思うので、ほとんど遠方から来た人だろう。

駐車場はすべて満杯で、結局奥宮のそばに駐車した。
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奥宮は元々貴船神社の本社があったところで、社殿が水害で失われたため現在地に移転したそう。ここはパワースポットとして知られています。普段は訪れる人もいない静かなところだったんですが、この日は女の子やおばさんたちがいっぱい。そして、そんなにいい雰囲気じゃない。
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拝殿で拝もうと思ったが、行列を作って、順番に一人ひとり”数分”かけて拝んでいる。だれがこんな習慣をつくりだしたんだろ。きっと雑誌かテレビで拝礼の常識として紹介されたんでしょうね。これじゃ1時間かけても10人も礼拝することができない。いままで、あまり神社にお参りに来たことのない人が、こんな風習を守るんだろうな。
行列から離れてうしろの方で参拝していたら、行列に並んでいたおばさんからにらまれた。

こんな情景を伊勢の別宮の一つでも見たことがある。その時は、近所のおじさんが、「みんな同時に拝んでも、神様はちゃんと聞き届けてくれるから、さっさと一緒に拝みなさい」と半分怒りをこめて声をかけていた。だって、この時は行列が100mにもなっていたから。

本宮の方は、どうしたわけか、あの有名な朱色の灯籠のならぶ参道を登る人はあまりおらず、みんな脇道の参道を登っていく。
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参道を上がってみると、広くない境内に、真新しい大きな拝殿が出来ていた。
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境内は参拝客であふれている。そして、拝殿の前にはロープが張られて、参拝客が2列に並んで参拝するようになっている。神前で規制線をはって、参拝客を整列させている神社を見たのは初めてだ。
きっと、最近のパワースポットブームで、テレビなんかに何回も紹介されているんだろうな。罪なことだな。
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拝殿よりもたくさんの人が群がっているのが、水占いの御籤の売り場。長い列を作って、女の子たちがおみくじを買っている。
そのおみくじを浮かべる池は、御籤の糊だかコーティング剤が溶け出して白濁し、ぬらぬらしている。この水が、下のきれいな川に流れ出すんだろうか?………
だいたい水占いなんて、前回来たときはこんなんじゃなかったな。薄い紙を水面に浮かべ、その上に硬貨をのせ、紙の沈む時間で吉凶を占うっていうんじゃなかったっけ?

その、御籤を結び付けてる木、昔の都人が、丑三つ時に人目を偲んで藁人形に五寸釘を打ち込んでた木ですよ……なんて……
この神社は、水の神様のほかに縁結びと縁切り、それに呪詛の神様として有名。みんな知ってるかな?

お参りを終えて渋滞の車中に身を置きながら、神社に参拝する人の姿を見ていたら、突然の大豪雨。人々は一瞬でずぶ濡れになった。私たちは車の中にいて助かった。焦熱の山中で豪雨に会うって、なんと極端なこと。
ここは宮廷が雨乞いをした神社だから、神様からのプレゼントかも。この豪雨はどうしても必要だったんだ。

御香宮に続き残念な神社第2弾だったが、貴船神社は、たとえ現在のように荒れてしまっても、すぐに自身の強力なパワーで、正しい姿にもどられるに違いない。突然の豪雨も、そのあらわれの一つだと思います。
ブームが去ったときに参拝に伺えば、清冽な美しい神社に出会うことが出来るはず。山の気を心ゆくまで感じ取れるはずです。
現在のパワースポットブームも、今の人々にとっては必要なものだろうと思います。

鞍馬寺
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今回はじめてお寺のケーブルカーに乗りました。門を入ったところから坂の途中の多宝塔のところまで登ります。
お寺が経営しているケーブルカーです。子どもの頃から、このケーブルカー乗りたい乗りたいと言い続けてきて、大人になってやっとかないました。片道100円です。

ケーブルカーのおかげで山登りの大半は省略できたんですが、登りはまだあります。あごを出しながら本殿金堂にたどりつきます。
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お堂の前の地面にはサークルが描かれていて、なにやら意味ありげ。ご本尊「尊天」は650万年前に金星から降り立ったという不思議なお寺。牛若丸が修行したお寺としての方が有名か。
こちらもパワースポットだけれど、人出は多くない。

寺内には縁結びや子宝の神として古い歴史を誇る「由岐神社」があるけれど、みんな知らないのかも。
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もとは宮中にあった神社で、とても格式が高いところだ。

これで、今回の予定は終わり。
東山五条から国道一号線に乗って帰途につく。
途中、娘の強い希望で、お好み焼きの店に寄り、その後、栗東インターチェンジから名神高速に乗る。

多賀サービスエリアで「ひこにゃん」グッズ購入に付き合う。
あとは名古屋から中央高速にのり、諏訪サービスエリアで休憩の後、自宅に到着した。
途中、中央高速で、のんびり追い越し車線を走っている車に後ろからパッシングライトをあててどいてもらったら、走行車線に移って抜かされた後、急加速しながら、うんざりするほど追っかけてきた。2回も。頭に来たんだろうな。だけど、いくら追いかけても、追いつけなかったら恥ずかしいよ。高い車に乗ってればいいってもんじゃ無いんだから。中央高速は馬力だけじゃ勝てないんだから。みんな安全に走ろうよ。
追い越し車線はまったり走るところと違うよ。

時間は午前1時ちょうど。6時間ぐらいで帰着した。

今回の旅行はなんか荒れ気味?暑かったせいかな。でも大神神社が救いだった。
それと、都ホテルは素晴らしかった。さすが老舗だけのことはある。だてに長くつづいているわけではないと思った。
東京で感じたけれど、東京の暑さってとってもマイルド。京都の殴られるような暑さは、東京とは次元が違う。

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