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2010年7月31日 (土)

祇園祭山鉾巡行

17日、この年になって、山鉾巡行をちゃんと見たことがないので、突然京都に行くことにしました。
私も娘も、別々にだけど、宵山、宵々山は見たことがあるのに、肝心の山鉾巡行をちゃんと見たことがありません。私は生まれも育ちも京都だけど、お祭りの人出があんまりすごいので、ずっと避けて来ました。ところがテレビなどで、「いよいよ祇園祭の季節が……」のコメントが流れるようになって、行ってしまいました。今年の山鉾巡行は土曜だし。
今回、金はないし、暇もないので、行き帰り夜行ハイウェイバスで、0泊1日の日程としました。

2人は、仕事終わりに新宿のスバルビル横の歩道で待ち合わせ、夜11時50分発のバスを待ちます。
昔よく乗ったような、JRバスや私鉄バスではありません。ネットで、京都まで3000円ぐらいのバスを見つけてきて、あとの申し込みなどは娘に任せました。
そしたら、娘は往復ともに倍ほどの値段の切符を予約してきました。「こっちでないと足は伸ばせないし、横向けないから体がおかしくなるよ」…「でも、トイレがあるか確かめなかったな~」なんていってる。トイレが付いてないハイウェイバスなんて、(昔は)見たことないから、私は結構安心していました。
新宿駅前の歩道は大きな荷物をかかえた若者たちで大混雑。その中で、たくさんのバス会社のそれも女性係員が、それぞれに声を張り上げて客を案内している。学生のアルバイトだろうか。みんな若い。

私たちも、申し込んだバス会社の係員に、予約の確認に行った。「え、予約はありませんね…… でも、あちらの係員のところに行って待っていてください。」と……非常に不安な状況になっていた。
結局、申し込んだサンシャインバスは満杯で、違うバス会社に振り替えられていたらしい。ちゃんと京都まで運んでもらえたからよかったけど、自分たちはなんというバス会社のなんという便に振り替えられたのか知らなかった。どうも東南アジアの香りがぷんぷんとする。地球温暖化のせいか??僕ぐらいの年頃の、うるさいおじさんおばさんがほとんど利用していないらしいことも、この流儀が通用する理由かもしれない。

バスはドイツのネオプラン社製の2階バス。JRの使ってるのと同じだ。中古かな?
途中、東名高速の静岡あたりで事故渋滞30キロ、通過に数時間かかるという情報が流れ、乗っていたバスは急遽、御殿場で東名高速を降り、山中湖を通って中央道へと転進した。JRバスだったら、べつの高速道路に乗り換えるなんて大胆なことはしないはず。驚きの対応だ。おかげで、2時間弱ぐらいは延着したものの、山鉾巡行を見逃すということにはならなかった。バスの運転手さんのおかげです。

6時半到着予定のバスは8時過ぎに京都駅八条口に到着。朝から強烈な日差しにひるみながらも、もう時間の余裕はないので、すぐに地下鉄に乗って御池駅へ向かう。
地上に出てみると、まだそれほど人は出ていない。日を遮るもののない路上に有料観覧席が用意されている。御池あたりだと先頭の長刀鉾の通過が11時近いはずなので、席についている人はいない。
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私たちは、細い路地などに入り込んで、出発前の山をひやかすことにした。でも、あんまり暑いので六角堂の茶店に上がってお茶をいただき、一息。へそ餅がおいしかった。
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いよいよ、鉾の先頭が四条通をまわって河原町通に入る時間になって、もう一度、御池通に戻る。自分の場所を確保しなきゃいけないから……と思ったら、すでに御池通は人がいっぱい。
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御池通から各山鉾が南に折れる新町通りに入る。まだ道の脇に立つ余裕がありそうなので、場所を確保した。ここもカンカン照りで暑い。めちゃくちゃ暑い。だから空いてたんだろう。狭い道だから目の前30センチのところを山鉾の大きな車輪が通過するという。楽しみ。

30分ぐらい暑い中を待ちつくした後、遥か遠くから小さな音で祇園囃子が聞こえるようになってきます。10分待っても、姿は見えません。だんだん音量を増し、まわりの人たちが時折「ウォー」というどよめきをあげるのを聞いたのち、ゆっくりと長刀鉾がみえてきます。
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鉾の上で演奏されている祇園囃子が、どんどん音量を増し、とうとう目の前、手で触れるところを通過していきます。
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鉾が、目の前を通過していくのは、大迫力…大感激としか言いようがない。シルクロード伝来のタピスリーや、お囃子の前で扇子を差し出して指揮をとるおじさんたちととともに、すばらしいながめ。河原町や御池通だったら20~30m先を通過していく姿を見ることになるのだけど、ここ新町通りなら目の前30センチです。たまりません。
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ここにいれば、これを30回ほども見ることができるんです。けれど、頭の中も日差しで燃えてしまいそうなんで、半分ぐらいみたところで満足して退散しました。

結局、夜行バスが延着したおかげで四条通や河原町通での観覧を諦めたんだけど、それが良かった。最高でした!なにが、こんな見事に仕組んでくれたのか。

あとでムービー持ってくればよかったと、思いました。カメラに動画機能がついてるけど、写真とりながら動画も撮るということ、実際には出来ないから……反省。

山鉾巡行ののちは、もう暑くて暑くて、何する気力もなく、喫茶店で時間をつぶしていました。
夕方は、京都駅のリフレクソロジーの店で足つぼマッサージを受けることにしました。
娘は体中の痛いところがみんな消えた。さいこ~。って大感激だったが、僕は、ちょうど「太古の水」点滴以来治まっていた肩こりや頭痛それに腰の痛みが全部蘇ってきて、ほんと最低。
このちがいは何?首と頭はほとんど寝違えた時のような状態。肩のあたりの悪かったものが一挙に噴出してきた感じ。足のツボ押しだけでこんなことになるなんて、逆に驚いた。

帰りのバスは、京都駅八条口から夜11時55分発、ウィラーエクスプレスの東京駅丸の内口行きバス。韓国製のバスだった。はじめて。で、これが、トイレなしでした。苦労しました。(*^_^*)シートは大きくて快適。

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