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2009年11月 7日 (土)

映画「沈まぬ太陽」

山崎豊子さんの小説の映画化です。わたしは原作を読んだことはありません。

映画館前に、黄色いスタッフジャンパーを着た50歳ぐらいのおじさんおばさん10人ぐらいが取り巻いています。
今上映中の映画「仏陀再誕」のPRキャンペーンをしている人たちらしい。この映画は「幸福の科学」が製作した映画だから、そこに属している人たちだろう。
「幸福の科学」といえば、私が最初に就職した出版社が、スピリチュアル系の大量の出版物を刊行しており、そのバックにこの教団があるということで気にはなっていました。だけど、信者は受験料を払ってペーパーテストを受け、その結果にしたがって昇進していくというスタイルが信じられなくて、同時期に発足した「オウム真理教」とともに傍観していました。いずれも当時身近にいた人の中に信者がおり、迂闊なことは言えないと、口をつぐんでおりました。
Sizumanutaiyou

映画は、明るさ、楽しさとは無縁の重苦しい空気がずっと流れ続けています。強い正義感、愛社精神、強い家族愛を持つ主人公が、日航じゃなくて(^_^;)国民航空という日本の半官半民の巨大航空会社の中で苦しみもがく物語。サラリーマンには身につまされる物語です。救いはないが、主人公に感情移入しながら「それでも、彼は充分やったんだ」と思える映画でもあります。

いたるところに「登場人物、団体は全て架空のものであり、実在の人物、団体とは関係がありません。」と表示されており、笑いをさそっていました。
映画化が不可能といわれていたこの小説も、モデルとなった政治家が故人となり、日本航空の政治力が弱まった今、やっと映画化が可能となったのでしょう。映画化したのが、角川という、強い信念を持った企業だからできたことかもしれません。
映画は3時間半を超える大作ですが、長いとは感じませんでした。

※特定宗教に関するコメントはお断りね(^・^)。

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