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2009年6月

2009年6月28日 (日)

国立西洋美術館 50周年

木曜日、私用で日比谷に来た。朝10時に到着。でも、用事は10時20分には終わってしまった。
1日休暇をとって来たのに。これなら充分午後出社できた。でもまあ、この時間は有効に使おうと思って、また上野に行くことにした。(^_^;)

日比谷から銀座通りに出て地下鉄銀座線に乗り、上野駅下車。
子どものころの、地下鉄の上野駅といえば改札から地上までのスロープの両側に、何十人もの傷痍軍人が並んで立ち。片足のない人、手のない人、そしてアコーディオンで物悲しい軍歌?を演奏する人がいた。みなそろいの白い衣装を着ていた。空き缶を手に持ち、通る人からお金を受け取っていた。それに混じって家のないたくさんの人たちも床に寝転んでいた。
あの強烈な光景はいまだに忘れることができない。このころは第二次大戦が終わって十数年。大人たちには戦争の記憶は生々しいものだっただろう。でも僕にとっては生まれる前の出来事。理解などできていなかった。当時は、映画も戦争ものがあふれていたが、これが現実の出来事だという意識はまるでなかった。

私が高校生になって東京に下宿するようになり、博物館に通うようになったときには、今で言うホームレスの人たちが、地下道の両側壁際に寝ていた。私の中ではこのときの強いアンモニアのにおいが、上野のイメージとして焼きついている。
この糞尿のにおいと、駅前の数々の文化施設とのギャップが、僕には東京の理解できない部分だった。

この日は、サラリーマンが行きかう地下道を、大声で東北の言葉を交わす制服の高校生たちが駆けりおりてくる。地下道の両側に寝転んだり、座り込む人はいない。

地下道のスロープを上がりきったところは西郷さんの立つ丘の下。以前は映画館が何軒も並んでいた。松竹、東宝……これらの映画館は最近なくなってしまったようだ。松竹のビルは半分壊れかかったような様子で、ほかの商売を続けている。

目的地は「国立西洋美術館」JR上野駅の公園口から出れば目の前は東京文化会館。そして、その右側 歩道をへだてたところが西洋美術館。
僕が子どものころ見たものとほぼ同じ景色だ。かのル・コルビュジエ設計の本館は今年50周年。
今、その記念展が開催されている。「ル・コルビュジエと国立西洋美術館」
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開館時から現在に至るいくつかの建築模型や設計図面。建築のコンセプトが展示されている。本館に関しては、外観はほとんど変わっていない。印象がすこしも陳腐化していない。
コルビュジエの建物に対する考え方が、未来に対して充分通用するものであったということが、ここで証明されている。
だけど、設計図面にはトイレがなかったそうな(^_^;)。
世界に残るコルビュジエの建築群のひとつとして、フランスから世界遺産に推薦されたことがニュースになっている。僕が現代建築に興味を持ったきっかけの建物。これからも生かしながら残していってもらいたい。

新館には有名なモネの「睡蓮」ルノワールの作品群、ブリューゲルの「鳥罠のある冬景色」など、そうそうたる名画が展示されている。これらは以前、本館に飾られていた。僕が見たのは10年か20年前ぐらいのことだろうか?。
ロセッティの「愛の杯」やモローの「牢獄のサロメ」も展示されている。学生時代には世紀末芸術にはまっていた。大好きな作品だった。

今回は、本館に展示されていた一連のキリスト教美術に興味をひかれた。すこし勉強してみようという気になって、ミュージアムショップで参考書を買ってきた。

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2009年6月19日 (金)

富士山周遊(6/14)-2

紅葉台木曽馬牧場
西湖の近く、紅葉台の下にはなぜか「木曽馬牧場」があります。娘が木曽馬に乗りたいというので行きました。娘は昔、木曽にある木曽馬牧場で馬の世話をしていたことがあり、木曽馬はおっとりとしていてとてもかわいいんだと言う。
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牧場をたずねてみると、入り口の事務所にはリードでつながれた犬が数匹。みんな昼寝している。僕が近づくと1匹2匹とのんびり僕に近づいてきた。黒犬がにおいをかいで僕の足に頭をすりすりすりつけ、お尻を僕の足の上に乗せ、背中をもたせ掛けて座っちゃった。?(^・^)?? 次に来た白犬がやっぱりにおいをかいで体をすりつけてもう一方の足元に寝てしまった。動けないじゃん。
頭をなぜると目を細めて気持ちよさそう。わけわからないけど、すごく癒される。なんてのんびりしたやつらなんだ。
牧場の人に声をかけたいからその場を離れると、2匹の犬はゆっくりともといた犬小屋や床の下に戻っていった。
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牧場の係員の人にレッスンと外乗あわせて40分というのを申し込んだ。敷地のいたるところに馬がつながれているので、何頭かわからないけど、たくさん馬がいる。一部を除いてのんびり繋がれている。(囲いの中で暴れてるやつもいる)
最初、ヘルメットを取りに行くよう指示され、少し待って僕たち2人と若い夫婦+幼児1人でレッスンと外乗に出かけることになる。
まずは、ビールケースを2段積み重ねた台の上から馬にまたがった。これはいい。地面から体を引き上げるなんて大変だから。そして手綱を渡され、鞍から手を離すようにいわれる。「えっ、鞍から手を離したら落ちてしまう」と心で思いながら恐る恐る手を浮かせる。馬は係の人の指示で歩いたり急に曲がったりしている。そんなに動いたら落ちてしまうよぉ!
残り30分というところで外乗へ。外へ出るなんてありえない。こわい……
とはいえ、教えられたとおり、手綱をゆるめておなかをポンとけると、馬はとことこ歩き出す。右の手綱を右にぐっと引けば右に曲がる。僕の指示通りに動いてくれる。でも、一歩ごとに馬の背中がもりあがりすとんと落ちる。これで落ちるなというほうが無理じゃないかと…… 歩かないで良いよ。じっとしていてくれたほうがうれしいから。と心では思い続けている。

牧場を出たらいきなり下り坂。馬の首をすべって前に落ちてしまいそう。だけどがんばった。
全部で4頭。係員が3人歩きで付いていく。実際には、ぼくよりもっとあせっている人がいて、馬たちの歩くペースはすごくゆっくり。動き出して数分経ったころにはコツもわかってきた。馬に指示も出せるようになって来た。そうなると、指示に従って動いてくれる馬がいとおしくかわいく思えるようになって来た。その馬はとても繊細でおとなしいということもわかってきた。弱く指示すれば小さく反応してくれる。微妙なニュアンスもちゃんと伝わる。頬ずりしてやりたいけど、そんなことしたら落ちてしまうからやらない。後ろから来る娘の乗った馬はいつでもむしゃむしゃ道草食ってる。
普段よりも1メートルぐらい高いところからの景色も楽しめるようになった。なにより、急な登り道もでこぼこの山道もなんということなく超えていくのに感動。30分なんてすぐに終わってしまった。もっともっと楽しみたかったのに。馬が大好きになってしまった。犬も。
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翌日は両太ももの内側が筋肉痛になった。娘は「これはやせるかも」ってうれしそう。

山中湖
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レストランで夕食。窓の外は山中湖。
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湖畔ではハシブトガラスとハシボソガラスが空中戦をしている。こんな鳥も窓から見えました。なにこれ?カッコウでしょうか?
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温泉
こんどは山中湖畔の「紅富士の湯」。1人700円。割引券を持ってきたので630円。
駐車場は大きいし、たくさんの人たちが館内にいる。とんでもなく混んでるだろなと思ったけど、内風呂も露天風呂も大きい。だからゆったりお湯にひたることが出来た。そして、においも感触もいかにも温泉。気持ちいい。
浴室を出て、マッサージ器でマッサージしようと思ったら、たくさんのアジア系外国人がイスとして占領している。しばらくして彼らがいなくなったら今度は若者が同じく占領していた。まったくも~

帰途は、往路と同じく道志川渓谷を走るつもりだったのに、道を間違ってしまった。ものすごい急坂を下った挙句「小山」というところに降りて、国道246号に出た。しまった、大渋滞に巻き込まれるかと思ったら、道はガラガラ。家に着くまで渋滞はなし。でも、山中湖を出るときに曲がり角を一箇所間違えたせいで走行距離は劇的に伸びてしまったので、1時間ぐらいは余計に走ることになった。家に着いたのは夜の10時半。

今回の富士山は楽しかった。

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2009年6月17日 (水)

富士山周遊(6/14)-1

朝(日曜)「道の駅なるさわ」で朝ごはんを食べ、同じ敷地の中にある「富士山博物館」によります。以前、富士山博物館は閉鎖になったとか聞いていたので、どうなっているのか覗いてみました。宝石販売の業者さんがスポンサーとなって博物館は再開したようです。入館料が無料になっていました。大掛かりな恐竜の展示など半分ぐらいの展示物はそのまま残されているようでした。そして、ものすごい品揃えのミュージアムショップができていました。宝石商は山梨の一大地場産業ですものね。
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そしてこの日のメインイベント、「西湖コウモリ穴」へ。ここを起点にして一日7回くらい「青木ケ原ネイチャーツアー」が行なわれています。過去に2回くらい、コウモリ穴に来た事あるんだけど、そのたびに嵐を呼ぶことで有名なうちの娘が大雪を降らしたり、台風を連れてきたりして、ツアーを中止に追い込んできました。しかもコウモリ穴も、一度は冬眠期のコウモリを保護するために、もう一度は同じく台風のせい?で入洞できませんでした。この日も厚い雨雲に覆われる怪しい天気です。
このツアーは河口湖駅からの観光スポットをめぐるレトロバスが到着するたびに、申込者を集めて出発します。その時はバスが到着したが、申込者はいなかったよう。その回のツアーは中止になるところを、あわてて申し込みに走りました。そんなわけで、参加者は私と娘の二人きり。ガイドさんを独り占めということになりました。

ツアーはコウモリ穴事務所前駐車場からスタート。駐車場横にはさっそく溶岩洞窟が大きな口をあけています。そこに方位磁石を置き、磁針がぐるぐる回る様子を見せていただく。溶岩は玄武岩質の気泡がいっぱい空いた岩。西暦864年、貞観噴火で流れ出した溶岩流のためにできた原野というか森。
でもやっぱり樹海といえばコワイ……と思う。樹海に足を踏み込むときにはなにか重苦しい、胸を締め付けられる気分になった。おおっ…きたっ って。(~_~;)
ガイドさんも生の人は見たことないけど、骨なら何回か見つけたことあるって言ってらした。
自殺の名所って言うのはほんとなんだ。
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ほら、その花は動物の死骸なんかに育つ花なんだよって…ギンリョウ草 この花の下には何かが埋まってるんだって。 ヒト型に咲いていたこともあったって (~_~)ブルブル
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森の中は実際には明るくて、新緑の色がきれいだったりするのだけど。
ガイドさん、ほんとは自然の説明をいっぱいしていただいたし、大変勉強になりました。話も大変お上手でいっぺんにファンになりました。

ふたたびコウモリ穴の事務所のところに戻ってきたところでツアーは終了。

コウモリ穴に入ることにしました。
穴の中は、場所によっては思いっきり腰を下ろしてカニ歩きをしていても、頭を天井にぶつけます。入り口で渡されるヘルメットのおかげでどれだけ助かったことか。これがなければ頭はコブだらけ。
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穴の中では、かなりの距離、腰をかがめたままで移動するので、腰を痛めてる人は絶対に入らないほうがいい。
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穴のなかの岩肌はいろいろな斑紋が見られて不思議。コウモリとこんにちわすることはなく、コウモリの生活区域は厳重に立ち入り禁止とされています。

精進湖
ガイドさんの本職は写真家だそう。前日買った「るるぶ」にも名前入りで紹介されていた栗林さんという方。精進湖の湖畔に写場をたてて、そこをベースに富士山を撮っているのだとか。こんど富士山が噴火したとしたらそれを撮影するのに最高のロケーションを用意したらしい。奥さんはその写場の下で喫茶店をしておられる。そこをたずねてみました。昼食はそこでいただきました。ここからは富士山がよく見えるということだが、この日は霧か雲のせいで何も見えません。

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富士山周遊(6/13)

朝7時ごろ家を出発し、道志川渓谷経由全線一般道で山中湖に入る。自宅から1時間半で到着。これならたぶん高速道路経由より早い。高速道路は大渋滞してるはずだから。
うすく霞がかかっており、山は白っぽく見えている。
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いつもなら河口湖に行くところを、今回は表富士の富士宮口五合目に向かった。
吉田口と違って、人は多くない。唯一ある売店をのぞくと、外人好み?の変なお土産がいっぱい。舞妓さんと富士山と東京タワーと鹿が描いてある湯飲みとか。
多分、すばらしい景色の見えるはずのテラスも、いまは近くの緑が見えるだけ。下界はぜんぜん見えない。上空は晴れ。お山も良く見えている。
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浅間大社富士山本宮
五合目から、まだ行ったことのない富士宮の浅間神社に向かう。富士山に上がるときはいつも吉田口の浅間大社北口本宮におまいりをする。でも、頂上をへだてて反対側にある富士宮の浅間神社には行ったことがない。
大きな神社だ。この日は境内には大人に連れられた子どもが多く走り回っている。
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驚いたことに、おまいりに来ている大人はほとんどが手にカメラを持っていて、みんな記念写真を撮りまくっている。門前の階段の上でポーズ。門を入ったところでポーズ。賽銭箱の前でもポーズ。……それが一人や二人じゃない。拝殿の前では記念写真の順番待ちをしていていつまでもお参りできない。一組一組の記念撮影が異常に長くてうんざり。お参りの人数はたいしたことないんですよ。ほかの人も辛抱強く待っているところをみると拝殿の前に進み出ることが出来ない。
異文化の地に来てしまったよう。

やきそば
参拝のあとは最近有名になった富士宮焼きそばの店を探した。
神社の前の店にはテレビカメラがいくつも入ってなんかしてる。見わたすかぎりいっぱい店があるけど、結構混んでる。少しおいしかった(^_^;)

白糸の滝
今度は、朝霧高原方向に北上。娘が「白糸の滝」に行ったことがないというので行くことにした。(ほんとは行ったことがあるのにね。小さかったから覚えてないんだろう)
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180度の滝なんてみられるのは日本じゃここぐらい? 水のカーテンの奥にもまた滝がある。ガラス細工のような繊細な景色です。とっても気持ちがいい。緑の陰影に漂う水滴が光ってとてもきれい。しばらく滝を見てすごしました。
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滝と駐車場の間にはいろんな土産物屋さんが軒を連ね、ちょっと雰囲気のいいコーヒー屋さんもある。ここで休んでいっても良かったかも。よく冷えた朝霧牛乳がとてもおいしかった。

そこからは富士宮道路を北上。道路の横ではあちこちでパラグライダーが舞っている。牧場が点在し、牛がのんびり寝転んでいる。のどかないい景色だ。
精進湖や河口湖に寄って行ったが、観光船に乗ろうよといっても娘は「いらない」って言うし(^_^;)、カチカチ山のロープウェイに乗ろうよといっても「何にも見えないでしょ」と言って却下。まあ、霧のせいで何にも見えるはずはないけど……
河口湖畔の喫茶店でパフェを頼んで、湖を見ながら時間をつぶす┐( ̄ヘ ̄)┌

宿
夕方5時ぐらいに宿に入った。急に思い立って予約したのはひとり4500円の安宿。ちょっと怖かったけど 大丈夫。いいとこでした。エアコンがなかった!?けど、快適でした。部屋もベッドもきれいだった。

温泉
夜、食事に出かけた後、河口湖の北岸、美術館に隣接する温泉に向かった。かなり昔にも来たことがある。
湖畔の通りから入り、温泉の案内標識にしたがって曲がると道は真っ暗闇。いくらなんでもこんなとこに日帰り温泉があるわけない、道を間違えたなと思いながらさらに進むと、照明のともった温泉の駐車場にたどり着いた。完全な暗闇だから、徒歩の客は絶対に来れないはず。前に来たときも夜だったけど、真っ暗闇の中を来た覚えはない。途中の道の照明がなくなったみたいだ。どうしちゃったんだろ。相当経営状態が悪いのか?もう、門をくぐる前から、期待はずれ感がひしひし。
一人1000円の入浴料を払い、館内へ。すぐに浴室へ向かう。
男の客は数人だけ。湯は温泉を感じさせる要素なし。肌触りに特に感じるものは無し。塩素を使って循環しているのか?ここのパンフには源泉の温度が45度と書かれていたけど、「源泉掛け流し」の札の下がった浴槽には冷たい水が……。露天風呂はライトアップされているということだったが、それもない。
体を洗うためカランの前に座るが、蛇口はボタンを押している間しかお湯が出ない。手は2本しかないから、一方の手でシャワーを持ち、もう一方の手が蛇口のボタンを押さえていたら、もう他にできることは何もない。お湯の温度も蛇口の表示とまったく違う。急に熱いお湯が出たり、急に冷たくなったり。
浴室を出て脱衣室に戻る間の数メートルで足の裏に、埃がいっぱいくっついた。
ひどい温泉だった。
帰ってきてからネットでこの温泉のことを書いたページを探したら、「近くまで来ると硫黄臭がしていかにも温泉に来たという気分、味は塩味」「源泉は熱いお湯で黄緑色」「お湯は臭いも色もなく熱い」「油臭い」「におい、味など何も感じない。ただのお湯」などいろいろ。

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2009年6月 9日 (火)

四国旅行4日目(桂浜~宇佐)

4日目
朝7時前、ホェールウォッチングボートの事務所から電話がかかってきた。なんと「10メートルを超える北風のために船が出せない」とのこと。「今日は午後の便も欠航する予定」……
あ~ 上空は完璧な青空。こんないい天気なのにだめなのかぁ~ 楽しみにしてたのにぃ!
しょうがないから「桂浜水族館に行こう……」って娘に声をかけたら「おやすみ~」といって朝寝の体勢に入ってしまった。

9時過ぎて娘をたたき起こしてようやくお出かけ。
最初は車を桂浜まで持っていって、空腹をうどんでごまかす。
そして海岸に出て「桂浜水族館」へ。
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……行ったらチケット売り場に「イルカの健太くんの体調不良により、イルカショーをお休みさせて頂きます。」って貼り紙が……

なんだよ~ そりゃないよ~ っていうことで水族館もパス。
娘の朝のテレビ星占いは「最低」。あれもこれも娘のせいに違いない。(-"-)

次は、「いきたくないよ」と言っている娘を駐車場に放置して(^_^;)、ひとりで「高知県立坂本竜馬記念館」へ。
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ユニークな現代建築の記念館からは太平洋の景色が一望。絶景でした。感激して出てきたら、娘も記念館の外の公園から、その景色を堪能しておりました。(*^_^*)
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でも、緑の山と青い海、そして空を背景に、遠くからも見える記念館の外壁はエンジ色??…ちょっと自己主張が過ぎる気がします。前日の午後、土佐市の方向から桂浜に戻ってくるとき見えた、大きな虹の片方の足が記念館の建物にかかっていたんですが、この壁が目立ちすぎて残念な景色でした。

記念館のあと、太平洋に沿った海岸の通りを西方向に車を走らせます。なにしろ海の色が鮮やかで、ずっと海を見ていたかったから。

少しだけ走ったところで娘が「クジラ見たかったな~」といった次の瞬間「あっ、クジラ~!!」といって海を指差しています。
横目で海を見ると100メートルくらい先の海面で、大きく水しぶきが上がっています。あわてて車を路側帯に止めながら見ると、クジラの尾びれが空中に持ち上がっています。

ほ、ほんとにクジラが現れてくれました。
娘は私が見る前にもう一度、尾びれが高く上がったのを見、そして「クジラ~」と叫んだのでした。クジラは2頭いたのでしょうか?
高知で普通に見られるのはマッコウクジラとニタリクジラだそう。だけど、その尾びれの形はザトウクジラのように見えました。
そのあと、娘は「ありがと~」といいながら泣いてました。「クジラに私の気持ちが通じたぁ」って。

ずっと海を見ながら、海沿いの道を走ります。(^_^;)
土佐市宇佐の食堂「帆竿」に入ってかつおの「たたき定食」を食べました。すごくおいしかった。土佐市商工会が作った町の案内パンフに「タタキが絶品」って書いてあったんで、そのまま信じて正解でした。

そのあと、宇佐大橋を渡り、横浪黒潮ラインという道を走ります。
この道がまたすばらしい。娘は、木々の間から海が見えるたびに「うわぁ」「きゃ」と騒いでます。濃い青から水色までの海の色が美しい。透けて見える水底の岩もきれいです。
途中、国民宿舎土佐とリゾートホテル・ヴィラ・サントリーニという施設?があり、寄ってみるとこんな具合。
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ご存知な人が多いかもしれないけど、びっくりしちゃいました。しばらくテラスのいすに座って、地中海の景色を楽しませてもらいました。(*^_^*)
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道の途中には展望スペースもあるのですが、人影がない。こんなところが首都圏にあれば大渋滞で大変なことになるだろうな…と思いながら走りました。

そんなこんなで、時間切れになり、レンタカーを返すために高知に帰ることにしました。

写真はいっぱい撮ったけど、今回はズームレンズの広角側が足りないことが多かったです。足元は崖で、後ろに下がれない状態で写真を撮るという場面が続出。
今回持っていったのは28mm~300mm(35mm換算で35mm~450mm)。広角レンズがほしい。

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2009年6月 6日 (土)

四国旅行3日目(土佐神社)

3日目
朝は出発してすぐ東祖谷民俗資料館へ。このあたりは平家が壇ノ浦の戦いに敗れた後、安徳帝とともに隠れたという伝説もある平家落人伝説の地。
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源平の戦いの際の赤旗のレプリカが、資料館に展示されていた。
この近くの栗枝度神社にいけるものと思っていたが、予定に入っていなかったようで、とても残念。

ここからバスはスピードを上げて高知へ向かいます。
土佐神社」参拝です。
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この神社も黒地の16弁の菊のご紋です。建物のレイアウトは、上方から見ると十字になってます。キリスト教会と同じレイアウトです。十の字のてっぺんに祭壇(神殿)があります。仏教のお寺では、宇治の平等院は平安時代流行した浄土教建築で、やっぱり十字型ですね。現存するのはこれだけだけど、同様の建築はいくつもあったはず。ただし、祭壇(壇)は十の字の交点になっています。宗派にかかわらず、宗教建築で十字型は一般的ですね。
ここで、正式参拝をしました。他の神社と異なり、参拝の間 巫女さんは後ろに控えるのみで、神官お一人ですべてを進行しておられました。

昼食は高知の桂浜。かつおのたたき。食事のあと竜馬の銅像の横を抜けて海岸へ。若い皆さんは波打ち際でキャーキャー言ってはしゃいでる。
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5時ごろ高知空港で解散です。私たちはあと1日高知に残ります。みんなと別れてからは雨が降ったりやんだり。レンタカーを借りて高知の町へ戻ります。
レンタカーはホンダのFit。傷なく、きれい。それにすごく燃費がいい。10年物のレガシーとは大違い。ただNAVIのデータがやたら古い。車がきれいだけど実は相当古いのか、それとも古い車からはずしてきたNAVIの再利用なのか? 町の新しい施設はなんにも載ってない。

車の動きもなんだか癖がある。止まる前、アクセルを戻していくと、途中から急に強く減速する。車体が軽いせいで、エンジンブレーキが強くかかるのか?そして、ハンドルがずいぶん軽く、遊びが少ないので、いい加減なハンドルの扱いをすると、そのまま車が反応する。

夜は通りがかりの「高知ぽかぽか温泉」に入る。色やにおいは無し。街中の大きな看板に導かれて行ってみました。汲み上げた冷泉を沸かしたものだそう(弱アルカリ性高張性冷鉱泉)。露天風呂は建物に囲まれた狭い坪庭に屋根がはってあって、空が見えない。
ちょっと物足りない(^_^;)温泉でした。
脱衣室の体重計で体重計ったら、旅行出発前より3Kgも増えていてショック。いいもの食べ過ぎた!(^_^;)

宿は、はりまや橋の横、西鉄イン高知。ここもネットで予約。安かった。新しくとてもきれいな部屋でした。
テレビをつけると天気予報。なんと!頭の真上に低気圧が……(~_~;)。木内さんは低気圧を置いていったのか……!!翌日のホェールウォッチング、楽しみにしてるのに……

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2009年6月 4日 (木)

四国旅行2日目-2(剣山登山)

頂上は、木道が整備されていて、頂上一帯の熊笹を守っています。
一部が広い広場のように作られていて、みんな弁当を食べたり寝転がったりして、頂上の空気を味わい、空をながめ……。気持ちいいです。
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日差しはきついですが、すがすがしい、いい場所です。
真上は雲なく、遠く、山を取り巻くように雲が浮かんでいます。
輪の中の雲が急に縦に立ち上がったり、変形したりと、面白い様子も見れました。
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頂上でも木内さんによる剣山についての解説があり、みんなで聞いていると、美しいカラスが私たちの周りを目の高さで旋回していきます。その間、カラスはずっと私たちを見つめています。そのときはちょうど木内さんが山上の鏡岩の配置について解説をしておられたところ。木内さんはカラスの登場になにかを感じ取られていた様子でした。そののちもカラスは私たちの周りに何回も姿を現します。
普通、都会派のハシブトガラスが2000mの山頂になんていませんよね!?
登山口にもカラスはいましたが、そちらは普通に山にいるハシボソガラスでした(娘がそう言ってました)。
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頂上の山小屋で、木内さんと、日猷同祖論を唱える元イスラエル大使のエリ・コーヘン氏が出会い、まわりの人たちは大騒動。写真を撮ったり握手をしたりハグしたり……。山小屋の中は人でごった返し、カメラのフラッシュがバシバシ光り、大変な騒動でした。
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このあとは大剣神社で小休憩、日本名水100選の「御神水」に寄り、モーゼの墓があるという西島神社に寄って、鹿のお尻を遠くに見ながら再び剣神社まで降りてきました。登山道の最後には不動明王の石仏が2体並んでいました。修験道の道場とはいえ大峰山や生駒山系など、関西の修験道場のどこでもで見られる役の行者像は見かけませんでした。あまり、仏教的な雰囲気が感じられませんでした。
西島神社の使者はリスだとか!?メンバーの何人かは、そこでほんとにリスを見たそう。なんでリスなの?

このあとは東祖谷の「いやしの温泉郷」にて宿泊。

食事前には、木内さん粟飯原さんほか数人の人といっしょに露天風呂でお話。お湯につかりながらお話が聞けるなんて、すてきな経験。ここでもカラスの話で盛り上がりました。でも、木内・粟飯原ご両人とものぼせてしまわれたようです。(*^_^*)
温泉の表示は強いアルカリ泉で硫黄が合有…となっていたものの、ヌルヌル感・硫黄臭ともに感じませんでした。かなり水で薄めているかも。
部屋は別荘風で良かった。キャンプ場のバンガローを清潔にしたようなところ。部屋の時計は壊れていて、しかも手持ちの時計は持ってくるのを忘れたのでちょっと厄介だったけれど。


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2009年6月 3日 (水)

四国旅行2日目-1(剣山登山)

2日目
朝8時半、宿の外に集合。快晴。強い日差し。雨天または嵐のなかの山登りを想像していた私は、雨天装備はしっかりしていたものの、日差しの対策は何もなし。
「帽子持ってくるの忘れたぁ」と騒いでいたら、昨日から案内していただいている粟飯原さんに麦藁帽子を貸していただけました。助かった(^_^;)。

まず、バスで剣神社へ行き参拝。
写真に写ってる人たちはほとんどこのツアーの参加者だと思う。ここで標高1410m。
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ここからリフトに乗って山の中腹「西島駅」へ。
昔、息子をひざの上に乗せてリフトに乗り、リフト恐怖症になった私(T_T)。
まだアカンボだった息子を抱いて高尾山のリフトに乗った時、興奮した息子はひざの上でぴょんぴょん跳ね、わたしの腕から逃れ出ようともがきます。はるか下は目の荒い金属のネットが張ってありますが、赤ん坊ならネットから下に落ちてしまいそう。もう生きた心地がしませんでした。それ以来のリフト恐怖症です。
リフト乗り場には「熊に注意!」の表示。四国にもまだ熊がいるらしい。
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西島駅からは山頂まで歩きです。西島駅の標高は1750m。山頂までの標高差は200m。東京の高尾山を、歩いて上がった場合の半分です。でも高尾山の標高は599m。こちら剣山は2000mにわずか欠ける1955m。高さはぜんぜん違う。

ここからは「木内さんと歩くらくらくコース」と「粟飯原さんと登る修験者コース」に分かれます。
僕は修験者コースに入れてもらいました。山道には花崗岩の砕けた乳白色の石がいっぱい転がっています。関西出身の僕には懐かしい景色。京都あたりだと土も白いけど、ここの土は濃い茶色。いたるところに鹿の食害防止のネットが張ってあります。時々テキサスゲートという、人は通れるけど鹿は足がからんで通れないという門を何回も通過します。
修験者コースとは言ってもスピードはゆっくりなので助かります。ひざが笑うようなことはなかったから。いたるところでヒガラやヤマガラがにぎやかに鳴き騒いでいます。
ウグイスも大変じょうずに鳴いてます。(^・^)

途中、鏡のように磨かれた岩に30cmぐらいの目が線彫りされた岩がありました。昨日にも増して怪しいものがあらわれます。
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修行のための洞窟の中も案内してもらいました。とてもきれいなクリーム色をした、巻貝の中のような、あるいは胎内のような穴です。上からは水のしずくが落ちてきます。小規模な鍾乳洞です。ただし、奥はどこまで続いているかわかりません。

時計がないから所要時間がいまいちわからないけど、頂上にたどり着いたときには「らくらくコース」の皆さんはとっくに弁当を食べ終わってくつろいでいました。
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2009年6月 1日 (月)

四国旅行1日目-2(石尾神社~三木家~天の岩戸)

次に「石尾神社
車の行き止まりから鳥居をくぐり、あまり人の通らないような山道を上ります。
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うっそうとした森の中を上がるにつれて、まわりは巨石がごろごろ。朽ちかけたような祠が岩を背負うように建っています。ここも古代の祭祀跡とか。
緑色片岩の板状の石が数十メートル並べたところもあります。「板状列石」との説明。環状列石なら何回か見たことがあるけど……?? 神域を示すものだろうか? それとも神域へ至る道を教えるものか?
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鳥居まで戻り、川沿いの広場で弁当を食べます。
緑の中の弁当はおいしかった。

さらに「三木家」へ
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昔の阿波の忌部家は、天皇が即位のたびに麻の麁服(あらたえ)を織って大嘗祭に納めていたのだそう。南北朝以降中断したものの、大正、昭和、平成には忌部家の直系の三木家がここで栽培された大麻から織った麁服を天皇家に納めることになったと。
この日は、ご当主が不在で、建物を外から拝見するにとどめる。

最後に「天の岩戸」へ
道は、落石や落ちてきた木などが道をふさいでいるので、先頭を走る車に乗ったお兄さんたちが歩いて先導しています。ところどころ道が崩落しているので、スリルいっぱいです。

全国に「天の岩戸」は何箇所かありますけど、ここ四国にもあります。スサノオノミコトの奥さんのアマテラスがこのあたりに住まわれていたときに(ツッコミ禁止(*^_^*)、日食に出会った皆さんが、大騒動された現場とか(^・^)
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もう五時を過ぎています。あたりは深い山林なのですでに薄暗くなってきました。
山道の両側には船石や太陽?、天照像?、猿田彦像などいろいろな石像があります。
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お堂の中には黒い16弁の菊のご紋の提灯が下がっていました。
巨石の上で見せていただいた方位磁石は、磁針がぐるぐる回っていました。

今日歩いたところはそこらじゅうパワースポットだらけ。
すこし動くたびに気の流れが変わるし、あっちでもこっちでも手がびりびりしびれてた。それが当たり前みたいだった。

泊まりは翌日上る剣山のそば、稜線の上に建つ「ラ・フォーレつるぎ山
夜は食事の後、木内さんの特別フォーラム。

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