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2009年2月

2009年2月15日 (日)

映画 ZEN

映画 ZENを見ました。 客席の平均年齢は60はゆうに超しており、シルバー割引のお客さんが大半。 ひょっとして抹香臭い映画かなと心配をしてしまいました。
Zen

主演は中村勘太郎、監督は高橋伴明。24歳の道元が宋に渡るところから永平寺で亡くなるまでのお話。
映画の中では建仁寺を追われる場面など、比叡山からの度重なる迫害も描かれます。
何もかもきれいに描いた映画ではないが、難解な禅の精神が、わかりやすく描かれており、すがすがしい気分になれる映画でした。
最初のほうのクライマックス、道元の悟りを得る場面が、なんだかニューエイジっぽい映像で、一瞬たじろいだものの、あとは地道に描いていきます。

遊女から道元に帰依して出家するおりん役として内田有紀が出演していますが、こんなきれいな人だったのか?との驚きで、映画の筋が霞んでしまいそうでした。(^_^;) こういう映画では、あんまりきれいな人を出しちゃいけないんでは…(*^_^*)

先週は東京国立博物館の「妙心寺展」、今週は映画「ZEN」、この1週間、私は禅ウィークでした。
妙心寺は臨済宗、道元の起こしたのは曹洞宗と、おなじ禅でも宗派は異なりますが、私のような門外のものにとってはそんなことは大きな問題ではありません。
禅の精神に触れる機会が、はからずも続けて与えられたことがありがたいと思います。

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2009年2月10日 (火)

上野 博物館散歩

土曜日はご無沙汰の上野に行ってきました。
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国立科学博物館でこの日曜日まで「特別展 1970年 大阪万博の軌跡」という展覧会をやってました。
Expo

大阪万博は、家が近かったこともあって、中学生だった私は、自分の小遣いで買った一眼レフカメラをかかえて、何回も出かけました。
今でも現地に残る岡本太郎の太陽の塔を見ると、まざまざと当時の様子を思い出します。
このとき、初めて夜間の長時間露光のカラー写真にチャレンジし、私的にはちょっと興奮状態でした。
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そのときの印象に残るものは、古河パビリオンの七重の塔。それと三洋パビリオンの人間洗濯機。
七重の塔は、ぜひ閉会後にも残して欲しかったのだが、取り壊されてしまい残念でした。ただ、その頂上部の九輪が東大寺の大仏殿横に今でも保存されています。
当時、古河グループ側も東大寺側も、これを境内に移築するだけの資力がなかったため、九輪だけを保存することに決まったのだと記憶しています。
そして、人間洗濯機のほうは、今回の展覧会に出展されていました。
当時、十年ぐらいすれば実用化されて、ひょっとしたら家庭にも普及するんではないかと思ったんですが、ぜんぜん実用化されてませんね。カプセルに入ったら自動的に体を洗ってくれるなんていいのに……なにか障害があるんでしょうか?高価すぎるのかな?みんな欲しがってはいないのか??
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今回の展示は小規模の展覧会です。来年が大阪万博40周年とかでそれに先駆けて、記憶をよみがえらせるために行なわれたもののようです。
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展覧会の後はミュージアムショップに行きました。ネクタイを買いたかったから。
ありました。何十年も同じ品揃えでネクタイが販売されています。(^_^;) 値段は1,500円から4000円台。恐竜柄のネクタイを1本買って帰りました。ついでにシャチのネクタイピンも買いました。

となりの東京国立博物館で「特別展 妙心寺展」が行なわれていたので、そちらにも行きました。
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Myousinnji

こちらは、格式高い禅宗寺院の展覧会だけあって、派手なものではなく、人出もそれほどではありませんでした。何しろ展示物が墨蹟、水墨、屏風、高僧の木像など、どちらかといえば地味です。
しかし、国宝、重要文化財がたくさん展示されており、有名どころが一時に見られるのは驚きです。
私としては、長谷川等伯の枯木猿猴図が見れて幸せでした。

この展示の後、法隆寺宝物館に行ったところ、ちょうど展示解説が始まったので参加させていただきました。
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解説者がきれいな若いお嬢さんだったのでよけい熱心にお話を聞かせていただきました。(*^_^*)(上の空だったりして)
お話は灌頂幡、金銅仏など、展示物の中の一部について、おじいさんの強引な昔語りの割り込みに戸惑いながらも(^_^;)丁寧に話していただきました。
展示解説が終わるとミュージアムショップを冷やかしてから博物館を出ました。
こちらでもネクタイの品揃えをチェックしてみましたが、値段は12,000円から20,000円台。科学博物館とまったくかぶらないのが見事。
絵柄は正倉院御物の古代裂の復元等々、メーカーは龍村織物だっけ……。こりゃお呼びじゃない。

まもなく閉館ということで不忍池のほうへ散歩。
上野のお山では、すでに花をつけている桜の木が何本も見えました。
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池の南端には江戸時代の出会い茶屋を思わせるという茶屋ができています。上野の観光協会が作ったものだとか。
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窓や張り出した床の上から不忍池が見渡せる、最高のロケーションです。出会い茶屋といっても、ラブホテルじゃなくて、お茶屋(和風喫茶)です。
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わたしは甘酒を注文して、池の景色を楽しませていただきました。

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