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2008年3月

2008年3月30日 (日)

東京国立博物館 国宝 薬師寺展

土曜夜、東京国立博物館に行きました。
例によって夜間開館です。休日出勤で都心に出たので仕事の後行きました。
今回4/6(日)までは20時までの夜間開館という事なので6時過ぎ到着です。

今は平成館で特別展「国宝 薬師寺展」をやってます。
東京に住んでるものにとっては凄い展覧会です。
金堂の本尊脇侍の日光菩薩・月光菩薩の立像と、東院堂の聖観音菩薩立像の三体が東京に来ました。かつてない画期的なことで、今後もすぐにはあると思えない機会です。

Yakusiji

休ヶ岡八幡宮 八幡三神坐像
会場入ったところは薬師寺鎮守社の「休ヶ岡八幡宮」の建物を再現した展示室。
その中央に、国宝の「八幡三神坐像」が展示されています。この三体は今回の展覧会の柱の一つ。
それがいきなり最初の部屋に展示されたのは驚き。
像が意外に小さい事、そして写実的なことにも驚きました。
ただ、この展覧会への期待が、ほとんど日光月光の2菩薩同時の公開に向いており、八幡三神像が話題になっていないことが残念。

東院堂 聖観音菩薩立像
聖観音菩薩は日光・月光菩薩の前座のようにひとつ前の部屋で展示されていますが、僕の目的はこちら。
西ノ京での日光・月光は新しい鉄筋コンクリートで作った金堂に安置されており、外光や照明によって拝観客からの見え方を十分考慮されていますが、聖観音菩薩は、古くからの建築の東院堂に安置されています。こちらは自然ではあるものの、外光の都合などで、けっして見やすくはありません。(とってもいい雰囲気ではありますが)

展覧会場での聖観音菩薩はとても綺麗、息をのむほどの美しさでした。
奈良で見る時は、表情が硬く見えるようですね。
会場での照明が、この像の本当の姿を見せてくれたのだと思います。
感激でした。

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展示会場の設計は、大変に力が入っています。見やすく、普段見られない角度からの鑑賞もできるように考慮されており、すばらしいです。
この時は、会場は大変すいており、(というかガラガラ(^_^;) それでなくても、のびのびと鑑賞できたのですが、大混雑時もできるだけ支障なく鑑賞できるように、数々の工夫が凝らされていました。

機会があれば、ぜひ一度行ってください。

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2008年3月27日 (木)

久高島の風葬

先日訪れたばかりの沖縄、久高島では、つい最近まで風葬の風習が残っていた。それがあるカメラマンの神をも恐れぬ所業により廃止されてしまった…と聞いた。

都会で芸能人や政治家を追っかけている、無遠慮であつかましい記者やカメラマンが、こんな神の島まで出かけてきて、ひとつの文化を息絶えさせたのだろうか。
それにしても、どこのどいつだ、こんなことをしたのは。それを掲載したのはどこの社だ……というのが気になっていた。

調べてみたら、すぐわかった。

それはいつか……
イザイホーは12年ごとに行われる久高島最大の祭りだ。その最後に行われたイザイホーの1回前、1966年の祭りのときにそれは起こった。
祭りの期間は、あまり島外の者を受け入れることを歓迎しない島たが、この時だけは例外だった。
この回のイザイホーが最後になってしまうかもしれないというので、精一杯マスコミを受け入れていた。

カメラマンは誰か……
そのころ、沖縄各地を取材して歩いていた芸術家の岡本太郎は、那覇の新聞記者に案内されて、イザイホーの取材に久高島に入っていた。
かつて、久高島を取材した際には、霊場は男子禁制で入る事ができず、風葬の地を取材する事も許されなかった事から、再度の取材だった。
今回は祭りの只中、人々の目が注がれない時に男子禁制のクボー御嶽に入り、撮影する事を果たし、風葬の地に踏み込む事も成功した。
この当時、島外からの好奇の目を遮断するために棺にいれ、朽ちかけたふたをした風葬の遺体をみつけた岡本太郎は、撮影の邪魔になるふたを破り、写真を何枚も撮った。
島外から来た無法者が、風葬の墓を暴いた事はすぐに知れた。死の穢れを全身にまとった岡本太郎は、清浄であるべき祭りの場を汚し、大騒動を残して島を去った。

問題はこの後だった。
岡本太郎が東京に帰った後、墓を暴いて撮影した死者の写真が中央公論に掲載された。
これを見た死者の遺族のひとりは、あまりのむごい仕打ちに精神に異常をきたすことになる。しかし岡本太郎は、同じ写真をこれ以降も発表し続ける。

そして、これをかぎりに、久高島では風葬は行われなくなった。

形としては、都会の思慮の足りないマスコミ人が、興味本位にか、単純に芸術的興味だけで死者の写真を撮り、それを発表した……ということだが、これがひとつの文化にとどめをさした。そして、関係者に回復不能な重い傷を負わせることになった。

岡本太郎は、芸術活動と共に民俗学に強い興味を持っていた。沖縄を取材してきたのはこのためだった。
が、彼の取材態度は、調査対象の表面をなぜるだけの浅いものであった事は間違いない。彼の調査が、調査対象を抹殺してしまったのだから。

このことがわかり、岡本太郎という人間が、到底許せない人間だと思うようになった。
この人は、本当に芸術家だったのか?

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2008年3月24日 (月)

府中市郷土の森博物館 全天デジタル映像フェスティバル

府中市郷土の森博物館
ここは、いろんな梅を移植してきた結果、いまでは梅の名所になっています。
日曜日現在で、まだ少しだけ花をつけた木があります。

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桜は、薄墨桜だけが、すでに花をいっぱいつけていました。

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プラネタリウムは「日本初! 全天デジタル映像フェスティバル」というのをやってます。

Kyoudonomori

いまはその第1弾「コズミックコリジョンズ」
アメリカの自然史博物館製作の、原子レベルから天体レベルの衝突現象に絞った全天デジタル作品です。スケールの大きな映像で、緒方直人さんのナレーションがはまっています。
デジタル映写機が2台置かれ、全天の半分ずつを投影しているようです。
さすがアメリカの仕事。大迫力です。ただ、話題はあっちこっち飛ぶんでいまいち焦点が絞りきれないような。

先日書き込んだ「銀河鉄道の夜」は、さらに投影期間を延長して投影中です。

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2008年3月23日 (日)

新宿区立新宿歴史博物館

新宿区立新宿歴史博物館に行って来ました

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何年か前に、ここの職員が収蔵品を横流しした事件で一部に有名になった博物館です。
市ヶ谷の防衛省の向かいの一角に博物館はある。
最寄り駅は都営地下鉄の「曙橋」、東京メトロ「四谷三丁目」あたり。

ずいぶん来館者が多いのだが、みんな会議室のほうへ吸い込まれていく。
何かの講習か会議があるようだ。
観覧スペースは地下1階だ。こちらはとてもすいている。

この時は「開館20周年記念 写真展 新宿1955-1974風景」が行われていました。
僕が生まれたころから大学生のころまでの風景!
僕は東京生まれじゃないけど、子どものころから親戚をたずねて何回も新宿に来ている。僕の知っている景色が、とうとう博物館の収集対象になってしまった。

Sinjuku

新宿駅、特に西口広場、都電、あたりの写真にならかなり見覚えがあって、ぼくも東京に長くなったものだ。いつまでも、よそ者のつもりでいるのだが、もう人生の7割は東京住まい。後ちょっとで40年にもなってしまう。東京でよそものだったら、僕は根無し草ということになってしまう。

常設展のほうでは新宿の風俗や一般の暮らしが簡単に展示されている。都電や小田急のロマンスカーの運転席など、かわったカットモデルの展示もある。

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東京都写真美術館 アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生

東京都写真美術館

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恵比寿ガーデンプレイスの中にある、都立の美術館です。写真の専門館ですが、1階は映画館になってます。いつも、かなりマニアックな映画がかかってます。

今は「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」をやってます。
あの、ジョンレノンが暗殺される日にオノヨーコと抱き合っている写真を撮ったことで有名な女性写真家のドキュメンタリーです。

この映画が見たかったんですけど、僕の行動半径ではどこにもかかってなくて、とうとう見れなかった映画です。
ローリングストーンズ誌からスタートしてミック・ジャガー、ブラッド・ピット、ロック歌手、スポーツ選手など有名人の写真を撮り続けた写真家を追ったフィルム。
スターの素顔を撮り続ける写真家の、現場での姿は、大変興味深いです。

有名人が出てきて、アニーの事を褒めちぎるのもこれまた見ものです。

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2008年3月22日 (土)

博物館でお花見を

Tohaku

上野の東京国立博物館で↑こんな企画が始まりました。

ところが、今のとこ全然桜は咲いてません。
裏の庭園には桜の巨木が何本も植わっています。そして、桜のガイドツアーなんて企画があって、すばらしいんだけど、解説のたびに、ボランティアガイドさんの持ってこられたカラー図版で、満開の桜の様子を見せていただくという事になってます。

桜はまだまだとはいえ、庭園が一般解放になっており、自由に散策出来ますし、途中のテラスではコーヒーのお店が出ていて、ゆっくりする事も出来ます。(寒いかも(~_~;)でもおすすめ)

会期は4月6日(日)まで。この調子で行けば、種類によっては、会期中には花をつける見込みのないものもあるらしい。

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2008年3月21日 (金)

木内鶴彦さん2

また、木内鶴彦さんの掲載記事のお知らせ。

Sundari

Sundari」という白夜書房から出ているムック。vol.05 です。
淡いブルーの表紙で、女性誌コーナーで見つかるはずです。
スピリチュアル系の女性誌です。定価680円

木内さんの記事のタイトルは
「「死」に直面してみえた世界
  臨死体験
  ~過去と未来の旅~」

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記事3ページとインタビュー1ページで構成。
この雑誌を見つけた方はぜひ手にとって見てください。
男性には、見つけるのは難しいかも(^.^)

最後に1段+αのスペースで「フォーラム・ソラ」の案内が出ています。
びっくりした(^_^;)

この雑誌、全然知らなかった。でも、女性誌売り場見たら、スピリチュアル系の雑誌って、いくつもあるんですね。

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沖縄旅行 5日目 3/16(日) 勝連城

朝、ホテルのベランダからの日の出がきれい。

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9時ごろバスで出発です。

浜比嘉島
この日最初の訪問先は浜比嘉島。
テレビや雑誌で何回でも見た事のある、与勝半島から海中道路を通ってさらに橋をひとつ渡って浜比嘉島にいたる。
ここにはアマミキヨの墓所があります。
島のすぐ横に、小さな島として墓所があった。美しい浅い海のなかに、それほど高くない位置に墓の扉がある。

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沖縄の天孫降臨神話の主人公のお墓です。一度久高島に降臨し、沖縄本島に移ったという。そして、その人は九州南部から沖縄に来たのではないかとも言われているアマミキヨです。

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近くの海中には海に取り残された石灰岩の岩が侵食されて面白い形を見せている。

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勝連城跡
与勝半島の西側。中城湾がわに立つ勝連城に行きました。ここは世界遺産! それなりに周辺は整備されておりきれいなところです。

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15世紀、陰謀にはめられたのか、隣の中城城を攻め滅ぼした後、今度は王朝により滅ぼされた。
このあたりのいきさつは、沖縄の人たちには非常にポピュラーな歴史的事象でだれでも知っている事だそう。そして、立場立場で諸説あって、今に至るも新説が出てくるそうだ。

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城の最上層の土中からは、当時地方では所有できないと考えられていた、中国製の染付けなど、高級陶器が大量に出土したとか。このことで勝連城は世界的に有名であったそうだ。

例によって、こちらの城壁は、本土のもののような直線的なものでなく、柔らかなカーブで構成されており、シルエットが美しい。

これが、最上層からの眺望。この中央あたりが一度は攻め滅ぼした中城城跡。かなり近く見える。眼下は中城湾。ここに、中国貿易の船が頻繁に出入りし、沖縄では珍しい城下町が形成されていたとか。

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勝連城跡をはなれ、那覇市内までバスで移動の後、那覇の国際通りで自由行動となった。

首里城跡
私は、娘と首里城へ行く事にした。なにしろ、沖縄に来て首里城見た事がないというと、ちょっとおさまりが悪いので(^_^;)行きました。

モノレール首里駅から100円バスで首里城前へ

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順路をたどって正殿前へ。

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新しいとはいっても、さすが沖縄のシンボル。美しい。
首里は那覇の町からは相当標高が高く、その中でも首里城は尾根の背に構築されている。
眺望も、相当遠くまで見通す事が出来る。
建物の中は博物館のようになっていて、いろいろな展示物があったのだけれど、ゆっくりしている時間はないので通り過ぎた。

帰り、バスの来る時間に間があったのでどうしようかと思ったその前をタクシーが通過。一瞬「乗りたいな」と思って運転手さんの顔を見る…と、タクシーが止まった。ドアも開いた。ほかにはお客さんはいない!?
「えっ!?」沖縄のタクシーは運転手さんと目が合ったら止まるって本当なんだ!!
まさか、運転手さん人の心読んだわけじゃないよね?
駅まで500円!! 安い!

そこから待ち合わせの牧志駅へ

沖縄旅行の前に、沖縄や久高島について書かれた本を何冊か読んできたんだけど、全然頭に入らなかった。
なぜか考えたけど、事前に歴史上の人物の名前はおろか、地名も知らなければ重要な歴史的事件についてもほとんど知識がない。だから、急に何冊かの本を読んでも、それくらいの事では頭に入ってくれなかった。
学校では、沖縄に関することをなんにも教わってこなかったから、当然かも。
これほどまでに、何にも知らなかったというのは、かなりショックだった。

日本にこんなすばらしいところがあるなんて、ほんとに知らなかった。

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2008年3月20日 (木)

沖縄旅行 4日目 3/15(土) 久高島

日の出 カベール岬
朝の5時20分ぐらいに宿のロビーに集合して、島の最北端のカベール岬に行きました。
参加者22人、1台目ワンボックスカーはカミンチュの真栄田苗さん、2台目軽乗用車を私が運転して2往復で運びます。
島民の住居は島の南端にかたまっているので、宿から北へ向かうと家は1軒もない。
空はだんだん薄明るくなってきており、道の両側は背の高い植物が繁茂している。
一部は、島民の畑が続いている部分もある。

海岸では、空はほとんど明るくなっています。日の出の予想時間は6時35分ごろ。全員が到着したころには、だいたい予想時間になっています。
第2陣が海岸に出たころに日の出が始まりました。

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気持ちの良い太陽の光がさしてきます。
さわやかな光に包まれてきます。

ここは琉球の祖神・アマミキヨが降り立った場所。同時に海の神様・竜宮神が鎮まる場所です。

真栄田さんが何か声をかけると小鳥たちが一斉に飛び立ち、かわいい声でさえずりながら上空に舞い上がっていきます。
そして「そこにカメがきましたよ」とおっしゃるので、一所懸命海面を探します。
そのうち、「あっちにもいた」「ほら、ここにも」と、みんなが何頭も見つけるようになって、やっとわたしも見つける事が出来た。

ウミガメが海岸からみつける事ができるなんて想像もしなかったので、もうびっくり!
ほんとにうれしかった。茶色いウミガメが波間の水上に頭と背中を出しながら、泳いでいきます。

ここではアカウミガメとアオウミガメが見られるそうです。
このとき何回かウミガメをみたけど、識別する知識が何もないので、私が見たのはどっちなのかはわかりません(^_^;)。どちらもレッドデータブックに載っている絶滅危惧種です。

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そののち、砂浜にシートをしいて、朝ごはんのおにぎりをいただきました。おいしかった。
このあとも思い思いに海岸を散策し、一部は徒歩で宿に戻った。

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朝の出発まで1時間ほどあったので、部屋の畳の上で一眠り。

休憩の後、今度は車3台で島内めぐりに出発。

うぱーま

浜はサンゴの砕けた、きれいな白い砂。
きれいな水、きれいな空、さわやかな空気……
ほんとになにもかもがきれい。
光があざやか。(※あざやかすぎて、またたくまに肌が真っ黒になってしまった。(^_^;)

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沖合いに波が砕けるところがあり、その先は海底が急に切れ落ちて深海底につながっている。

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こんなに凄いところに、観光客はほとんどいない。

ただ、強く注意された事がひとつ。
絶対に海岸の石を持って帰らないように。
いままで、石を載せて帰ろうとしていた車が、本島で事故を起こして、車が大破した話や、事業に失敗して身一つで石を返しに来た話などを聞かされた。
海岸の石は、ここにいる限りはいつも祈られ、たくさんの日を浴び、風に吹かれているが、どこかへ連れ去られると石たちはふるさとに帰ることを強く願うようになり、結果的に持ち去った人には良くない事が起こる……と。

フボー御嶽
島の真ん中ごろ、少し東側にあります。ここは男子禁制!女子もカミンチュ以外は入れないという。入り口には立ち入り禁止などと書かれていない……というか史跡だという標示すらなかったんじゃないか?
ということで、入り口手前の道から、少しのぞくだけ。

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以前、北海道から九州までの人で構成された団体さんがここに入った事があって、地元ではどうなるだろうと気をもんでいたところ、1ヵ月後に台風が来て九州から本州を縦断して大変な被害を残して行ったとか。
やっぱり、土地の事を知らないよそ者は、久高島では案内人の人をお願いしたほうがいいと思う。じゃないと怖いよ。

いしき浜
ここはひろーい砂浜。

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神々の船がたどり着くところ。ニライカナイの「対岸」だそう。そして、五穀の入った壷が流れ着いたという、稲作の起源の地とのこと。
久高島の聖地としてはカベール岬とフボー御嶽とここの3ヶ所が中心だそう。

ロマンスロード
最後に西海岸へ行きました。
対岸の沖縄本島が近くに見えています。
コバルト色の海がめちゃくちゃきれい。信じられないぐらい!

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ちょうどがけの上から釣り糸をたれている人がいて、大きなウマヅラハギを釣り上げていた。

むかしは、本島との間にクジラやジュゴンの姿が見られたそうですが、今は見られないそう。残念。

久高島はこれで終わり。

神々の島は美しい!  考えられないぐらい美しい!!

真栄田さんからはたくさんのサーターアンダギーをいただいて、沖縄本島に戻り、ホテルに入りました。宿は沖縄市の東京第一ホテル。街中の高台にあり、港が遠くに見られます。部屋は広くゆったりしていました。
夜には、夕食の後、木内さんの特別講座があり、ツアー参加者のお一人であるオペラ歌手の方の独唱も聞かせていただいて、感激でした。

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沖縄旅行 3日目 3/14(金) 聖地巡礼

団体旅行初日です。
フォーラム・ソラ」主催で木内鶴彦さんが案内してくださるツアーです。
朝8時15分、那覇のホテルのロビーに集合。
朝から雨。まっ、木内さんには雨がつきもの。ちっとも不思議じゃありません。(^.^)
ここからバスに乗ってスタートです。

糸数城跡(いとかずぐすく)

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沖縄本島の最南部近く、南城市にある。A.D.1300年ぐらい 三山時代の城跡です。
城跡というから、本土の「お堀と直線的な石垣の組み合わせ」をどうしても考えてしまうけれども、全然イメージが違う。

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地山の起伏にあわせて、城壁が万里の長城のようにうねりながら山の頂上部を取り巻いている。城壁の形はヨーロッパのように、平面的に凹凸を組み合わせて防御力を強化しているように見える。日本ではごく近世になってからの五稜郭や臼田城に採用されているような形だ。これは中国伝来の技術なのだろうか?

城壁の中は、天守閣などがあったのでなく、城主の家族が住む館があった程度とか。

案内の方によると、館はかなり質素なものだったはずとのことだった。

玉城城跡(たまぐすくじょうせき)

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同じ南城市、糸数城跡から近くにある。
拝所のある城の上層へは、ザイルがセットされた急な斜面を上り、円形の岩壁の穴をくぐりぬけて上がる。この日は雨のため、そうとう足場が悪い。

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ここは、三山が統一されてから後も、琉球王朝の王が2年に一度は参拝した重要な聖地だ。
聖地というと、どうしても本土のイメージで見てしまうが、こちらの聖地は自然の中に溶け込んでいて、私たちには簡単に見過ごしてしまうようなところだ。
自然の中に、沖縄の人たちは祈りをささげています。
私たちには、かろうじて石やコンクリートで作られた香炉と、その周辺に散らばるお線香、紙切れなどで、それが祈りの場所だと知れるのみ。周囲は、緑に囲まれ、飲み込まれそうになっています。
この玉城城跡は、多くある拝所のなかでも特に神聖なものであるそうな。

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この時点で頭の中は大幅に消化不良。
本土の聖地は、たいていかなりわかりやすい様式をもっているので、見つけやすいし、知らずにそれを侵すようなこともない。こっちじゃ、なんにもわからないまんま、聖地に踏み込みかねない。なんか怖い。これが異文化ってもんですね。

カフェくるくま
昼食です。アジアン・ハーブ・レストラン (^.^)/
ここはガイドブックにも紹介がありました。あんまりわかりやすいところにあるわけじゃないのですが、かなりにぎわってます。
庭からは、あまり天気が良くないものの、遠くかすかに久高島が見えています。
天気のいい日には、すばらしい景色が見えるものと思われます。

受水走水(うきんじゅはいんじゅ)

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同じく南城市、海岸近くの傾斜地。
農地と山との境にたくさんの清水が湧き出しているところがある。
昔、ここで湧き出した水を水田に引いて、取れた稲は首里城に収められていたそう。
いま、それが復活しているそうだ。
沖縄本島での稲作発祥の地と言われる聖地。

浜川御嶽(はまがわうたき)

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受水走水から歩いて数分。うっそうと木々が茂る中に入っていくと拝所がある。
島の始祖 アマミキヨの仮住まいの跡とか。

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横から海岸に出ることができて、その海中にも碑が立っている。
ここも、参拝の場所のようだ。

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藪薩御嶽(やぶさつうたき)

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森の中に拝所があった。踏み分け道の交差点に香炉などが置いてある。
これが、拝所の基本形だそうだ。
女性だけで森の中に入っていって、儀式を行うのだそうだ。

斎場御嶽(せいふぁーうたき)

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ここだけは名前を知ってた。(^.^)V
きれいな駐車場があり、入場券売り場がある。途中の参道(?)は石畳で整備されている。
昔は男子禁制だったという拝所に行く。ここだけは写真を何度も見た事があるから知ってる。(^.^)

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おまけに岩の割れ目のところを突き抜けて左を向くと視界が開ける。そちらを見ると久高島が見えるという。

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今日のまわったところはみな久高島に関係があるような。

久高島へ
斎場御嶽から近い安座真港でバスを降りる。
ここから高速船で久高島に渡ります。時間にして15分ぐらい。

久高島は沖縄本島の最南端から南西の方角、大陸棚の終わるところ、海溝まぎわに位置しています。

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船に乗り込んで船尾から海を眺めていると、顔は怖いけどやさしそうなおじさんが、「どこからきた?」とかいろいろ話しかけてきます。透明な海の下のほうに見えている熱帯魚?のことなんか話していたあとで、おじさんはどっか行ってしまいました。
つぎは、もっと年かさのおじさんだかおじいさんがまた話しかけてきます。
船のエンジンがかかり、船体が動き始めたのだが、ロープがまだつないだまま……だれかはずさなきゃ……乗客がはずすのかな?? と思って見てたら、そのおじいさんがはずしました。
なんだ(^.^)、たのしそうに油売ってたけど、船員さんだったんだ。
そのあと、船室をのぞいてみると、あれ、あの怖い顔のおじさんが操縦してる。
あのおじさんは船長さんだったのか!

久高島の港に着き、宿の久高島交流館まで車で送っていただく。
ラッキーな事に、このとき車で送っていただいたのが、なんとカミンチュ(神人)の真栄田苗さん。
僕が車の中でコホケホと咳をしていたら、「治るように祈りましょう」と言っていただいた。
いきなり島での最初の出会いがカミンチュで、その人に「祈りましょう」とまで言われてしまって、とってもうれしかった。

夕食は島の「とくじんレストラン」
ここで出される食事はどれもみんなおいしかった。
島や、本島で取れた食材ばかりをつかった健康食です。
食事といっても、みんな酒が入って、しっかり飲み会になってしまっていましたが、ここでも木内さんと真栄田さんと同席させていただく事になり、かさねてラッキーでした。

久高島の土地共有制度など、いろいろ学ばせていただきました。今の日本において、土地の私有制度がなく、農産物や漁業の産品をみんなで分かち合う社会が遥か古代から成立し続けているとのこと。神はよくぞこのような社会を残してくれたものだ。

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2008年3月19日 (水)

沖縄旅行 2日目 3/13(木)ホエールウォッチング

子どもたちがダイビングでお世話になっていたショップが主催するホエールウォッチングボートに乗ります。これも、僕にははじめての体験。子どもたちには何回目かの体験(^_^;)
那覇港前のショップ「マリンハウス シーサー」に8時過ぎ集合。
行き先は那覇から南西の方角の慶良間諸島です。

なんと、くじらが見れなかったら参加費用は全額返金されるとか。だけど、今年のシーズンは鯨との遭遇率100%なので、返金した事はないとのこと。

絶対見れるというのはすごいなぁ。

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出航前、救命胴衣が配られ、いろいろ説明があったあと9時前に出港。飛ぶようなスピードでかっ飛んでいく。
数十分走り続けたのち、ふと気がつくと、船の左右や前方に、同じように走り続ける船がいる。
みな同じところを目指して走っているようだ。

そうするとすぐ、何隻もの船が半円を描いて止まっているところが見えてきた。
その半円の中心にクジラがいるらしい。

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と思うまもなく、噴気が上がるのが見えた。

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クジラの背中が見える。

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ザトウクジラだ。

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このあと、何回も何回も水上に姿をあらわし、ブロウ。
ときどき小さなひれでパタパタ水面をたたいている個体がいる。赤ちゃんが1頭いるようだ。
大人は2頭。
ときどき尾びれを高く上げてもぐる様子も見られる。

これから2時間ぐらい堪能させてもらえた。
感動のひと時だった。しばらくは、「クジラ すごかったね~」ばっかり言い続けていた。(^.^)/

ここにいたクジラたちは、北極圏から毎年12月ごろにやってきて、交尾、出産、子育ての後、4月にまた戻っていくのだとか。ホエールウォッチングのシーズンは2月~3月で、1シーズンで約300個体がやってくるのだそう。

こののち那覇で食事をし、高校の卒業式を控えた息子を那覇空港に送った。

そして沖縄では珍しい神社、波之上宮へ。

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神社のまわりはラブホテル街。歓楽街なんだろうか?
境内に入ってみると、まわりの参詣者はアジア系や白人など外国人ばっかり。
なんでだろう。

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社殿は色鮮やかでとてもきれい。普通、社殿の前にいる狛犬は、ここではシーサーに変わっている。
このとき頭痛で困っていたけど、お参りしたらすっと治ってくれた。
ありがとうございます。
※体質的に市販薬をほとんど受け付けない私は、頭痛などの時は神様に直してもらうしかないですものね。

お参りの後、この日宿泊するホテルに向かった。

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2008年3月17日 (月)

沖縄旅行 1日目 3/12(水) 沖縄美ら海水族館

沖縄に行ってきました。
沖縄はこれが初めてです。

今回の3日目からは、昨年の熊野旅行と同じ「フォーラム・ソラ」の団体旅行です。
木内鶴彦さんが引率するツアーです。

社会人の娘と高校生の息子が数日前より沖縄に先乗りしてダイビングに来ています。
そこに私が合流し、2日目に卒業式を控えた息子が帰ります。
3日目からが団体旅行で、娘と二人で参加です。

僕は団体旅行には、まず参加しないんですけど、この旅行は、この機会でなければ行けないとこに行け、普通じゃお願いできないような人に案内していただけるし、なにより普通じゃない話がいっぱい聞けるんで(^_^;)、そんなことは言ってられない。(^_^;)
実際には団体旅行は楽しかった(^.^)

1日目 3/12(水)
沖縄美ら海水族館

早朝8時、羽田からJALで那覇空港へ

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のはずが、羽田では出発側の滑走路を鳥が群がっており、排除するため一時閉鎖されてしまった。
私の乗った飛行機の前に7機ぐらい、後ろにも数機が行列を作って並んでいる。
飛行機の窓からは、セグロセキレイが何羽も遊んでいるのが見える。こいつらか…犯人は
これで離陸は8時45分になってしまった。

飛び上がったら飛び上がったで、「ただいま時速300kmの向かい風の中を飛行中です」ってことでさらに延着の予想。那覇空港でゲートを出てきたのは11時半になっていた。

途中、雲の上から顔を出した富士山がきれい

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ずっと雲の上を飛んでいたが、ふと気がつくと沖縄本島近くまで来ていた。
海の色が信じられないほどきれい。島々の周囲に広がる環礁と外海のコバルト色のグラデーションが、美しいなんてもんじゃない…… なんていえばいいんだろ。
こんな美しい世界に暮らしている人たちがいるなんて……

今回の目的地のひとつ久高島もきれいに見えている。すごく美しい。

空港で、子どもたちの出迎えを受けてモノレールに乗り、美栄橋駅近くのレンタカー屋さんへ。

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車はトヨタのbB。飛行機もこのレンタカーも団体旅行以外の宿泊も全部ネットで探した格安のもの。飛行機は格安だろうが普通の切符と変わらないのはわかっているけど、レンタカーはどうかな?とちょっと心配だった。でも、ほとんど新車。ちゃんとしたいい車だった。

途中、那覇の港のダイビングショップで子どもたちの荷物を車に積み込み、水族館を目指す。ナビによると那覇から水族館まで3時間ぐらいかかるらしい。右に左に米軍基地を見ながら国道58号線を北上し続ける。道はかなり混んでいたのだが、ほとんどの車が米軍の嘉手納基地のゲートに吸い込まれたので、そのあとは交通量が激減。
海岸線を通る、海がめちゃくちゃきれいな道。目が奪われるが(^_^;)、沖縄の道は車の流れがすごくゆっくりなので危なっかしくはない。(^.^)ホントカ?

途中名護市の許田というところの道の駅で休憩。もう水族館の近くまで来ているが、許田で入館券を買うと安いと聞いていたので切符を購入。ここで買ったサーターアンダギーがおいしかった。

水族館までは、道案内が完璧なので迷う事はない。
結局到着は4時ぐらい。普通の感覚だともう閉館間際だと思うけど、ここは3月1日からは夏時間なので!!8時まで営業。

那覇からはそこそこ距離があるだけに3時間はかかったけれど、余裕で到着。

エントランスからは小さな水槽がいくつも続いたのち、大水槽に到着。

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も~、ジンベイザメがすごい!

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大水槽がすごい!

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大迫力。ジンベイザメが3頭も泳いでるんだから……

マンタなどの大型のエイもいっぱい泳いでるし、

本館を出て屋外のいるかのショープールではオキゴンドウやカマイルカにハンドウイルカがいろいろな芸を見せてくれる。ここのゴンドウイルカはずいぶんジャンプするし、芸もする。とてもがんばってた。

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そしてウミガメたちも外のプールで飼われていた。

子どもたちはダイビングの時にウミガメに出会ったとかで、ここに展示されている亀たちをしげしげと見つめていた。

ジュゴンじゃなくてマナティもいた。

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水族館から見た夕日。日没は6時半ぐらい。きれいだった。

この日は那覇に戻り、格安ホテルに泊まった。
到着して驚いたけど、実際にはちゃんとした高級ホテルだった。儲けた!!

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2008年3月 9日 (日)

木内鶴彦さん

2月16日にここで「炭素化炉」の記事を書いた木内鶴彦さんが、月刊誌「ムー」(^_^;)4月号で登場してます。
臨死体験から超能力に関する記事です。気になる方は買って読んでください。
「ムー」っていう雑誌は普通はあまり手に取ろうとは思わない雑誌なんですけど、今回は買ってきました。

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この方、20年ほど前には、当時私が住んでいた多摩ニュータウンで、子どもや大人を対象に「自然の学校」を主催しておられ、私たち家族はそれに参加しておりました。

毎月、著名な自然を研究・観察している研究者や指導者を呼んでこられて、NHKで活躍しておられる坪郷アナウンサーとともに自然の大切さを伝えておられました。
当時は、木内さんは次々と彗星を発見しているころで、しょっちゅう新聞などのマスコミに露出しており、「自然の学校」にも、テレビカメラなど取材が毎回のように入っていました。時々、アメリカで国際会議があって、話をしてきたなどともいっておられました。将来、地球に衝突するといわれた、木内さんの再発見したスゥイフト・タットル・キウチ彗星についての会議が行われ、彗星の軌道を変更する方法が話し合われていたのもこの頃だと思います。

多摩ニュータウンでの「自然の学校」は当初の予定通りということで7年ぐらいで終わりましたが、木内さんはさらに各地での自然保護に関する講演活動をパワーアップしておられ、各地に出かけておられました。そんなわけで、年に一回くらいは木内さんが登場されそうなスターウォッチング関係の催しに出かけて。その後もお会いしていました。
木内さんは、自然環境が危ない……と訴えられている姿がさらに目立ってきました。

木内さんが、このように一所懸命自然の危機を訴えられるようになった元が、ここの記事にあるような「臨死体験」にあったとは、そのころはちっとも知りませんでした。

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2008年3月 7日 (金)

宮内庁三の丸尚蔵館

山種美術館は皇居のお堀端。でも、こんど行ったのは皇居の中です。

前、行きたかったけどその日が金曜日で入れていただけなかった宮内庁の「三の丸尚蔵館」に行きました。
東京メトロの東西線 竹橋駅下車。すぐそばの平川門から東御苑に入りました。

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橋を入ったところから、要所要所に皇宮警察の詰め所があるけど、それほど堅苦しくなく、質問などには気楽に答えていただける。
皇宮警察は、子どものころの憧れだった。特別な制服を着て、街のおまわりさんと違った今で言うイケメンばかりで、しかも華奢とも言えるような体型の警官たちが、ぼくには特別な存在でした。彼らがあごを引いて微動だにせず桂離宮の警衛所に立つ様子は、憧れでした。
でも、今回の印象は、普通のおまわりさんと変わらない、親しみやすいおじさんたちでした。(^.^)

平川門を入ったところに「梅林坂」というところがあり、梅の木がいっぱい植わっています。今は五分咲きくらいで、盛りはまだまだ。でも、小さくかわいい花がいっぱい咲いていました。

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ここで、写真を撮っている人がいっぱい。特に日本人と白人の女性の二人組みが多い。
なんでだろ。

途中で江戸時代の警備詰所(番所)の前を通って三の丸尚蔵館へ。

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三の丸尚蔵館は、美術館としては小規模な建物でした。
だけど、来館者は多く、にぎわっています。
労働奉仕でしょうか? お揃いのスタッフジャンパーを着たおばあさんたちの団体さんや、おじいさんたちの団体など、年配の人が目立ちます。館内ではみんな大声で呼び合って、結構騒然としていました。(~_~;)

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Sannomaru

この日は企画展「祝美 -大正期皇室御慶事の品々-」をやっていました。
皇室御慶事の際の献納の品を中心に展観されています。
たとえば、高村光雲の高さ15センチほどの女性像であったり、
蒔絵、磁器、彫金など、みなそれぞれちいさな美術品がいっぱい陳列されています。
やはり、上品な美術品・装飾品が多いのですが、いろんな人からの献納品だけあって、陳列品の間での統一感はありません。
ちょっと、不思議な展覧会です。

美術館を出て、本丸の方を散策します。
皇居の中は、まるで神社にお参りしたときのように、凛とした清浄な気が流れています。
さすがは天皇の住まわれるところだけのことはあるようです。

なかでも、ひときわ高くそびえる本丸の跡地は、まるでアステカの遺跡のようなたたずまいです。

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本丸跡の横には桃華楽堂がありました。

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先に、多摩美大美術館のところで出てきた建築家、今井兼次さんの作品です。
大正期のアールデコでしょうか?香淳皇后のために建てられたコンサートホールです。女性らしいやわらかなデザインです。

御苑の中は、すっきりと気持ちの良い場所でした。ここも、ゆっくり訪ねたいところです。

 

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2008年3月 6日 (木)

山種美術館

会社の近所の美術館シリーズ (^_^;)
山種美術館に行きました。

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皇居のお堀端、千鳥ヶ淵のそば…二松学舎大学、半蔵門のそばにあります。
近くは、皇族の邸宅や国家公務員の豪華宿舎(~o~)などがある、ここも極めつけの超高級住宅地。

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美術館は大きなビルの1階に入っています。
昔、日本橋の兜町にあったときに来たことがありますが、10年前、美術館が現在の場所に移転してからは初めて。
近・現代日本画の専門美術館。展示スペースの規模は小さいですが、収蔵作品は超弩級。
横山大観、上村松園、小林古径などの有名な絵がかかっています。多分、切手になったような絵がいくつも見つかります。

展示スペースが小さすぎるのが、どうにも残念。それぞれの作品が、お互いにもっとスペースを開けてゆったり展示してくれれば、もっといいのに……というのが最初の感想。

私が入場した時は、平日昼間であるのに、かなり混み合った状態でした。客層は老夫婦や女性のグループと若いカップルがわずかに混じる。平均年齢は65歳ぐらいか?

Yamatane

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モード学園コクーンタワー

新宿の西口に変な建物が出来てきた。
まるで、北京のオリンピックスタジアムを縦にして地面に突き刺したような建物。
包帯ぐるぐる巻きのビル。
怪獣のたまごのようにも見えるし……

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朝日生命本社の跡地に建設中。学校法人のモード学園の建物だそうです。
1F,B1,B2がブックファーストが入居予定だとか。楽しみ。
2008年10月完成予定です。もうほとんど出来ているように見えるんだが。

設計は丹下都市建築設計。

やっぱり!って?

フジテレビ本社とか都庁舎を設計したとこだものね。

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2008年3月 2日 (日)

東京都現代美術館「MOTアニュアル2008」

土曜日、江戸川区で午後 講演会を聞きに行く前に、その手前にある「東京都現代美術館」に行ってきた。
ここも、以前から行きたかったものの、機会が無くて来れなかった。

都営地下鉄新宿線の菊川駅下車。そこから南に向かってまっすぐ歩く。ひたすら歩く。あら遠いな。バス停二つ通り過ぎた。バス乗りゃ良かった。10分以上歩いて美術館に到着した。

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美術館の前はベニヤ板の看板みたいなものがいっぱい立ってて、どっかの大学のキャンパスみたいな景色。すっきりしないな……
と 思ったら、これは展示物!川俣正さんの「通路」という展覧会の展示物が美術館の外にまではみ出している。
おかげで、建物の外観を写真に撮ろうとしても収まりが悪い(~o~)。
しかし、建物は巨大だ。先日の神奈川県立の生命の星・地球博物館の何倍もの大きさ。

私は、この展覧会には入らず、「MOTアニュアル2008」に入場した。

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5人の若手作家のグループ展。
面白い。このような作品を作り、ここに発表する機会を与えられた若い作家たちがうらやましい。
そして、楽しませてもらいました。

常設展のほうも入ってきました。
1階と3階が常設展らしいけど、1階の方の展示室は見ないで通り過ぎてしまった。
こちらに有名な所蔵品(見たかった作品たち)がいっぱいかかっていたはずなのに、しくじった(~o~)
ま、もう一回行くさ。
今回は次の予定があったので、1時間以内で出なきゃならなかったんだけど、次はゆっくり来ます。

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