炭素化炉の特許 認可
彗星捜索家、木内鶴彦さんの講演を聴いてきました。
今日の話題は、つい先日認可の下りた木内先生の特許について。
先生が数年前に特許申請していた「炭素化炉システム」についての特許です。
この「炭素化炉」、ちょっとものすごいものです。
木内さんは天文家であるだけに、その発明品は天文用具の発展したものというか、反射望遠鏡そのものです。この場合、天体望遠鏡を使用する目的が天体観測ではないのです。
廃棄物処理のために天体望遠鏡を流用したシステムの発明です。
廃棄物は透明な容器の中に収め真空にしておきます。
巨大な反射望遠鏡を太陽に向け、入射光の焦点に廃棄物を置きます。
それで、廃棄物の処理は終わります。
処理後に残る物質は、純粋な炭素、水素など、ペットボトル等石油化学製品はナフサに、などに分解されてしまい、二酸化炭素などの排ガス・有毒物質の心配は一切無しとのこと。
太陽光を利用しているので燃料費は無料。ダイオキシン等の処理もできるし、理論上は核廃棄物の処理も可能……と。
※核廃棄物の処理は、まだテストを実行していないとのこと。
いままで問題になっていた、ごみ処理施設から発生するダイオキシンの問題や、核廃棄物の処理、その他もろもろの毒性物質(毒ガス兵器も含む!)の処理など、すべて解決する上に、有害排出ガス・有害生成物もないという革命的なもの。
ここで生成する純度の高い炭素や水素は、そのまま産業用に利用が可能。
炭素は大変価値の高いものだし、水素も水素自動車に供給するなど、いろいろな活用法が期待できる。
水素を利用した燃料電池により、あるいは太陽熱そのものによって発電することも可能。いずれも無公害です。その電力は同じくここで生成する高純度の炭素を使った電池に充電することで、家庭電力を電灯線に代替して使用することもできます。この電池を自動車などで使用するなら、ガソリンの使用量を削減できます。
ナフサは再利用して石油化学製品の製造原料にまわせば、その分の石油の採掘量がが削減されます。つまり、石油化学製品が本当にリサイクルできることになります。
高温で処理することで多くの毒物の無毒化するなどを目的としたプラズマ炉が開発中だが、こちらは炉の耐久性の問題で数年毎に炉の作り直しが必要なほか、専属の発電所が必要なほどの電力を消費するとかで、構築・維持ともに莫大な税金の投入が必要になる。
そういう意味でも、「炭素化炉」は環境を守る廃棄物処理として画期的なものになりそうだ。
地方自治体や外国政府・自治体がすでに導入を検討中とのこと。このシステムを海外への販売することが出来れば、究極のエコビジネスになると思う。このシステムの将来を期待したい。![]()
※お願い※------------------2008年7月27日追記
この記事のコピーをブログに掲載される方が増えております。もし、コピーを掲載されるときは、この記事をコピーしたものであることをブログに明記されることをお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
-------------------------------------------
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- スウェーデンに自動車メーカーが無くなった?(2009.12.30)
- 片山右京さん 富士山で遭難(2009.12.23)
- クレーン転倒事故(2009.04.15)
- 炭素化炉の特許 認可(2008.02.16)
「木内鶴彦」カテゴリの記事
- 四国旅行1日目-2(石尾神社~三木家~天の岩戸)(2009.06.01)
- 12/31 大阪交野(2008.01.06)
- 四国旅行1日目-1(高松空港~五社三門)(2009.05.30)
- 四国旅行3日目(土佐神社)(2009.06.06)
- 四国旅行2日目-1(剣山登山)(2009.06.03)
「環境」カテゴリの記事
- Climategate事件 史上最悪のスキャンダル?(2009.12.15)
- 富士山周遊(6/13)(2009.06.17)
- オリンピックのせいで空がきれになった!?(2008.08.14)
- 炭素化炉の特許 認可(2008.02.16)
- ミミズがいっぱい!(~_~)(2008.07.17)






コメント
始めまして☆
木内さんのゴミ処理システムについて書かれているのを、読ませて頂きました。
最近、友人から、木内さんの話しを聞く機会があり、ブログでも、木内さんのことを紹介できればと思っています。
ゴミ処理について、どうも、うまく、かけないので・・グブログに書かれているのを、そのまま転載させて頂けないかと思っています。
お願いできますでしょうか?
投稿: チエロ | 2008年5月23日 (金) 20時41分
>チエロさん
はじめまして。
どうぞどうぞ、ご利用下さい。
このログは、木内さんのお話を、簡単に簡単にまとめたものです。私のオリジナルではありません。
こんなシステムが普及すれば世界に貢献する事が出来ると思います。ぜひ、これに注目する方が増えていただきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
(私の書いた内容に、誤りがないかのチェックはお願いしますネ)
投稿: fuyu | 2008年5月24日 (土) 22時19分
ありがとうございます◎私も、このようなシステムが、広がればと思っています。ありがとうございました◎
投稿: チエロ | 2008年5月25日 (日) 07時40分
初めまして!
炭素化炉のシステムに感動してしまって、わたしもブログに一部転載させていただきました><
事後報告になってしまって申し訳ないです。
木内さんのお話をまとめて下さってありがとうございました!!
投稿: 花子 | 2008年6月28日 (土) 03時57分
>花子さん
了解しました。
あとで、花子さんのブログを拝見させていただきます。
どうぞよろしくお願いします。
投稿: fuyu | 2008年6月28日 (土) 19時21分
初めまして。
ハワイに住んでいる能丸千秋といいます。
先週末、2日にわたり、ハワイ島で、
木内鶴彦さんの講演会がありました。
とてもすばらしいレクチャーでした。
講演内容を自分のHPに載せようと思いましたが、
fuyuさんのブログを拝見し、
炭素化炉について、簡潔明瞭に要点を押さえて書いていらっしゃるので感心しました。
こちらにリンクを張らせていただきました。
どうもありがとうございます。
昨日、同じ内容でコメントを書きましたが、
送れたか自信がなかったので、もう1回書き込みました。
これからのご活躍も楽しみにしています。
能丸千秋
投稿: 能丸千秋 | 2008年9月 2日 (火) 15時41分
>能丸千秋さん
コメントありがとうございます。
木内さんは、ハワイでもネットワークを広げておられるようですね。
炭素化炉など、木内さんの活動が広がっていくことが楽しみです。なにか、外国でのほうがいろいろの活動の進捗がはかどっているそうなこともうかがいます。
ブログにのせることも、なにかお手伝いになるかと思って記事にしました。
能丸千秋さんも、ぜひお近くの皆さんにお知らせいただいて、多くの人が知るように、力をあわせることができるようになればすばらしいと思います。
投稿: fuyu | 2008年9月 5日 (金) 09時05分