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2007年12月 9日 (日)

京都 六波羅蜜寺 12/3の2

京都へ移動しました。
今度は近鉄特急の京都行き。
大阪から乗った電車と同じようなタイプ。やっぱりお手拭きのサービスはなかった。
大阪・名古屋間の特急はいろいろ注目されるけど、大阪・奈良間や京都・奈良間といったこちらも昔からある特急には、あまり力が入っていないですねぇ。
今度は中年の女性の団体さんが乗り合わせていたので、かなり騒々しい車内だった。
昔は、隣を併走するJRの線路を小さな蒸気機関車に引かれたかわいい列車が見られた。その田園地帯が今では家のたてこんだ住宅地に変わってる。こんなところで蒸気機関車がのんびり走っていたなんて想像もつかない。

京都駅から市バスに乗り、バス停「清水道」で下車。
前回行きたかった六波羅蜜寺へ行く。
いっしょに降りた人は、たいてい東の清水寺方向へ歩く。私は、逆の北西方向へ。
歩く途中、ちらっと東大路通りからのぞいた八坂の塔を写真に撮る。
八坂の塔って、夕日に照らされるとちゃんと写真に取れるんだ。うれしかった。
この塔は、密集した古い住宅街の中に建ってるので、奇をてらうんでなければカメラアングルはそういくつもない。私は腕がいまいちなので、白い空を背景に立つ真っ黒な塔しか撮れなかったんです。
Fuyucamera_491
西に道を折れて建仁寺方向へ。
六道珍皇寺のところを左折。
住宅街にうもれた六波羅蜜寺の前に出る。
Fuyucamera_477
このお寺は、今も普通に信仰されているお寺。参拝客がひきもきらない。
本堂に上がると、いくつもある厨子の扉は全部閉じられている。
有名な仏像は、本堂ではなく奥の収蔵庫に安置されているらしい。
そちらで、拝観料を支払い、収蔵庫に入れていただいた。
ちょうど、定期観光バスのお客さんのためにお坊さんが説明をしておられるところだった。

案外知らない人が多いけれど、ここには有名な仏像がいっぱい。
○一番有名なのが「空也上人立像」。皮衣を着て、鹿の杖をつき、口から小さな阿弥陀仏が6体出ている像。僧の肖像としてはあまりにも異例なもの。それまでの様式的に安定した平安期の彫刻とは異なり、写実彫刻の極致です。ほかにも運慶を代表とする慶派が確立した彫刻様式の仏像たちが並ぶ。

○小学校の教科書にはたいてい掲載されている平清盛坐像、
頭を丸めた顔を傾け、経巻を手に持つ坐像。荒々しい政治家としての様子は感じ取りにくい像です。

○仏師としてはもっとも有名な親子、運慶と湛慶坐像。
運慶像は息子の湛慶の作で、湛慶像は本人自作だそうな。なぜここに?とお坊さんに聞いたところ、六波羅の塔頭 十輪院というお寺がかつてあり、そこが運慶一族の菩提寺だったためという。
おなじくこのお寺にある地蔵菩薩像は運慶の真作と言われている。

いずれも、鎌倉時代の切れ味鮮やかな彫刻が並ぶ収蔵庫は、仏像の宝庫です。
すばらしいので、ぜひ京都にこられたら一度はおいでください。

帰りは、祇園方面から来た満員のバスに乗り込み京都駅へ。
京都駅地下街の喫茶店イノダで新幹線の発車時間まで時間をつぶし、東京に帰りました。

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