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2007年11月10日 (土)

金曜日の美術館めぐり

金曜日、午後に体が空いた。最近、金曜はあちこちの美術館・博物館が夜間開館してるんで、どこか行ってみたくなった。

夕方6時ごろから東京国立博物館の「大徳川展」に行く。そして、その前に、ずっと行ってみたかった皇居の中の「三の丸尚蔵館」に行くということにした。

スタートは飯田橋、竹橋まで歩きました。お堀ばたまでたどり着いてみると、北桔橋門はしまっています。(-_-;) 皇居東御苑は月曜と金曜は入れない日でした。御苑に入れない日は美術館も休館です。あ~あ。そのかわりといっては何ですが、門の向かいの「国立公文書館」に入りました。
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国立公文書館」。1階ロビーで「御一新から国会開設へ」という展示をしてました。
エントランス入ると、無愛想な守衛さんがこっちを見つめているので、「自由に見させていただいていいんですか?」と聞くと低く太い声で「ああ… … … 撮影はしないでください~」と言われてしまいました。言われた僕はしげしげと守衛さんを見つめてしまいました。彼は、ふんぞり返ってこちらを見返しています。国立公文書館には、一昔前のお役人さんも保存されていました。(ーー;)

本物の資料が展示されているのかと思った帝国憲法などは、実はカラープリントでした。ガラスケースの中に展示されているので、本物だとばかり思ってた資料は、大半が複製でした。

次は、そのとなりの「国立近代美術館」へ、さらにその分館の「国立近代美術館・工芸館」へ。
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国立近代美術館」は、学生時代、特別展のたびにアルバイトさせてもらってましたから、懐かしいところです。展示室の看視と図録の販売をやらしてもらいました。職員のお姉さんとハイキングに出かけたりなんてこともしてました。(^.^) それに、ここの学芸員さんが、大学の現代美術史の講師に来ておられたりしてと、いろいろご縁のあるところでした。
建物は1970年開館以来のものですから、築三十数年。新しくはないので、館内はあらゆるところがリニューアルされていますが、外観はまったくそのまま。
平常展を見てきました。印象的なのは、従業員の女性の皆さんの対応がとても気持ちいい(^.^)こと。よかったぁ。平日なので館内はガラガラ。だれにも邪魔されずにゆっくり観覧できます。
当日の展示は、たまたま期待していた絵があまりかかってなかったので、また、展示換えのころを見計らって、また行ってみます。

工芸館」にも行きました。
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昔の近衛連隊司令部の庁舎です。とってもきれいな煉瓦造りの建物。建物が芸術品です。この日は「工芸館開館30周年記念展」をやってました。ただ、いままであまり工芸にはご縁がなかったので、「ふ~ん」ってな感じで見てきました。

そこから地下鉄乗り継ぎで上野「東京国立博物館」へ。「大徳川展」やってます。
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予定通り6時ごろたどり着きました。
ここは年間パスポート持ってるから、特別展も1回はタダ。
売店では、お約束の水戸家の印籠がいっぱい売ってました。(^.^)

僕は、江戸時代はあまり知らないんです。そんな私でも知ってるような、美しい鎧や刀、旗指物など、デザインのすばらしさに目を見張ります。家康(そうだっけ??)愛用の目覚まし時計やメガネなんてものもあったりして、徳川の歴代将軍の生活が身近になったような錯覚に陥ります。慶喜愛用のカメラなんてのは無かったなぁ。たしか。明治時代のものは対象外かな、やっぱり。
この時代の特徴は、なんと言ってもあっといわせる大胆なデザイン。
江戸時代ってなんて洗練されていた時代だったんだってことを、再確認しました。

次に通りがかりの「国立科学博物館」へ
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通りかかったのは7時です。閉館までまだ1時間あります。
科学博物館の前で、「大ロボット博」のスタッフが、「いまですと、ごゆっくり観覧いただけます」って、客引きをしてます。
この展覧会は、前から気になっていたので、切符買って入ってしまいました。(^_^;)
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たしかに、ガンダムをはじめとして、ロボットのプラモがいっぱい。
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アザラシのぬいぐるみのようなロボットが展示されていました。このロボット、首筋や頭の上、背中などをなぜてやると「キュー」って鳴いて顔をすり寄せてきます。若い女性がいっぱい集まって「かわい~」だって。説明員のお姉さんに聞いたら、すでに市販されていて、1体35万円だそう。「会場内の売店でも販売しております」なんていわれちゃった。
老人ホームなどでもご利用いただいています。とのこと。それはいいかもしれない。
Fuyucamera_089 期待していた「モビルスーツ」(^.^)はお出かけ中ってことで、この日は展示されていませんでした。見たかったんだけどなぁ。そういえば、今、防衛省でもガンダムという愛称で戦闘用のスーツを開発中なのだそう。テレビに写ってました。
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科学博物館では、ほかに「ファーブルにまなぶ」展ものぞいてきました。
そろそろ閉館の8時なので、家に帰ります。
と思ったら、

さらに通りがかりの「国立西洋美術館」の前庭で、ずいぶんにぎやかに人が集まっています。
Fuyucamera_134 例のル・コルビジェが設計した本館の壁面がいろいろ原色でライトアップされ、ゴッホやモネなどの有名な絵画が壁面に投影されていきます。
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ガードマンのお兄さんたちが、「どうぞ、ただいま無料でお入りいただけます。まもなく管楽器によるコンサートが始まります」って、一生懸命客引きしてます。
わたしも これはもうけものってんで、入りました。
たしかに、ライトアップは美しかったです。これをプロデュースしてるのはやっぱり石井幹子さん。なにがやっぱりかというと、光害に反対する人たちの間では有名な、あまり歓迎されていないライトアップの専門家。
ライトアップのショウの後は、館内で、近所の東京芸大から来た学生さんによる管楽アンサンブルのコンサートを聞かせてもらいました。
曲目は グノーの小交響曲 と R.シュトラウス「13管楽器のためのセレナーデ」の2曲。いい感じでした。
これが終わったときにはすでに9時。
今度こそこれで終わりです。

結局、国立公文書館→国立近代美術館→同 工芸館→東京国立博物館→国立科学博物館→国立西洋美術館
なんと6館もかけもち。無茶なことしましたね。
それも全部国立の施設でした。

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コメント

初めまして。拝見させていただきました。行ったことのない所ばかりですので、ご本人のことの他、そうした面でも興味深く。

投稿: Lucky sound | 2007年11月10日 (土) 11時07分

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