東京 多摩市 稲荷塚古墳
今、郷土史週間(^_^;)の私は、聖蹟桜ヶ丘の「聖跡記念館」に行ってみました。
ここは、よく見ると相当凝った意匠の建築です。狩りで何回もおいでになった明治天皇を記念した建物だそう。
この建物の周辺は、春なら桜が大変きれいなところ…名の通り「桜が丘」です。また、秋冬は遠くの方まで見通すことができる景色の素晴らしい場所で
す。ところが、これからの夏は緑が濃密
に生い茂って、遠景はまったくききません。親子連れや、某政治団体支部のハイキングの人たちが広いアップダウンの中
で思い思いに散策しています。
そこから「東京都埋蔵文化財センター」に行きました。京王線や小田急線の「多摩センター」駅から数分のところにあります。要は「パルテノン多摩」からそんなに遠くはないところです。
縄文式土器のかけらなども触らせてもらえます。
実際の縄文期の住居跡遺跡が隣接しており、竪穴住居が再現してあります。屋内展示はごくコンパクトで、縄文から江戸時代までの基本的な埋蔵文化財を、近隣で発掘された遺跡からの出土物を中心に、順番に展示してあり、子どもたちにも興味が持てるような工夫もあります。
昨日「パルテノン多摩」の展示で見かけた「稲荷塚古墳」の展示がここにもあり、多摩市内の「稲荷塚古墳」を実際にこの目で見たくなったので、そのまま出かけました。
地図にも載ってないし、どうやったら場所がわかるのかと思っていたけど、たまたま車のナビに「稲荷塚古墳」と打ち込んだらそのまま地図が表示されてしまいました。
んなわけで、ナビの指示のまま車を走らせ、現場に行きました。
緩やかな起伏のある多摩ニュータウン地区の中でも、ゆるい尾根筋で、古墳が多くある地域の一角にその遺跡の表示がありました。昔は墳丘も含めた広い範囲を寺域とする寺があったが廃絶し、明治に墳丘の上を大きく削り稲荷社が建てられたとか。
そして、そのころ墓室が暴かれ、盗掘にあったとのこと。千年ほどは、墓の住人も安らかな眠りについていたかも知れず、つくづく残念なことです。
荒れ果てた恋路稲荷神社の社殿の横が石室を埋め戻した現場らしく、ブロックでわかるように地面に表示されています。
ここが、西日本では天皇クラスの墓所として数基確認されているのと同じ八角墳であることは、外見ではわかりません。時代は古墳時代後期。神社の境内の周辺もある程度広い範囲が児童遊園として下草は刈られています。これが古墳の範囲かもしれません。
周辺はあまりスッキリした印象ではありません。
まあ、十分な管理がしきれないので埋め戻すということも、ある意味いい判断かもしれません。
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