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2007年5月13日 (日)

パルテノン多摩 特別展「関戸合戦」

前にも書いたことのある、多摩市のパルテノン多摩に行ってきました。 Fuyucamera_0032_2
Photo_3
今は特別展「関戸合戦」というのをやってました。
関戸というのは今も残る地名ですが、東京都多摩市北端、京王電車の特急停車駅「聖蹟桜ヶ丘」周辺を指します。ここに「関戸橋」という橋が多摩川にかかりますが、この道を鎌倉街道上道といい、鎌倉に幕府があった頃以降、鎌倉と北関東を結ぶ重要な道となりました。
そして、この関戸橋の北と南では、時の政権を揺るがす戦いが何回も行われ、たくさんの血が流されました。その遺跡を紹介する展覧会です。
1333年 新田義貞の鎌倉攻めの際にはここ関戸と分倍河原で激しい戦闘が行われ、
1352年 新田義興らの南朝勢力が蜂起し、鎌倉に攻め上り、足利尊氏の幕府側は関戸を防衛拠点としますが破られます。
そのほか、関戸が戦場になったことがこの頃だけで10回ぐらい。
おびただしい血が流されています。
そして、近世にいたっても、その時斃れた武将の祟りということが何度も語られ、多くの寺社で住民による供養が行われています。くわばらくわばら。

一週間前には「府中市郷土の森博物館」に行ってきましたが、 Fuyucamera_002_4
やはり府中市も鎌倉街道関戸橋の北詰に位置する関係で、鎌倉時代の武将への鎮魂の遺品の展示が多く、はからずも2週連続で同じテーマを追いかけてしまったことに、自分でも驚いてしまいました。

このあたりの多摩川に沿って京王線の本線や相模原線が併走していますが、駅1つごとに中世の山城が1つづつあったことに驚きます。
これほどに、戦いが常のことになっていた時代に、生きることは大変だったろうなということに思いを馳せました。

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